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注目ベンチャー

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医療・介護、建設向けの人材サービスを主軸に6年連続で140%の成長率 / 注目ベンチャーインタビュー インタビュー前編

TSグループ 共同創業者 竹之下裕之

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TSグループ 竹之下裕之

人材派遣や医療・介護分野に特化した人材紹介や建設現場で働く施工管理のなど、様々な事業を展開するTSグループ。2004年に設立をし、2,3年で10億円を作り上げ、2015年は80億円、2016年は100億、そして2017年には140億と、驚異の成長率を誇る成長企業といえる。同社の創業者である竹之下氏に同社の成長の原動力、今後のビジョン、採用に対する考え方を聞きました。

幅広い事業領域。人材のベスト・マッチングを目指す

TSグループの事業の幅は実に広い。新規事業に果敢に挑み、業容を拡大してきた結果といえる。

「主軸事業は二つあります。一つは、医療・介護業界に向けた有資格者の人材紹介サービス。そして、もう一つは創業時から手掛けてきた建設現場の技術者派遣ビジネスです。メインは、看護師、医師、介護士、薬剤師など。2016年からは保育士を、2017年には歯科衛生士と新卒学生の人材紹介もスタートさせました」と竹之下氏は語る。いずれも、人手不足が深刻な分野であるだけに需要はかなりあるという。

続々と新規事業を立ち上げ、年率140%もの成長を持続するTSグループだが、その成長の要因・原動力がどこにあるのかを竹之下氏にズバリ尋ねてみた。

「成長の源は何といっても人材です。優秀な社員が数多く集まってくれました。といって、世間一般でいう高学歴の社員を意味しているわけではありません。事実、高卒や専門卒の社員も多数在籍しています。良い資質を持っている人をしっかりと教育し育成してきたことが大きいと思います。もう一点は、競争が厳しい業界というのは言うまでもありませんが、医療・介護など成長性が見込まれるビジネスに上手く参入できたことです。」

TSグループ 竹之下裕之 hiroyuki_takenoshita_ts_group

出る杭はどんどん伸ばす。若手社員のモチベーションアップに注力

20代、30代の社員が多いこともあるが、人材育成という点では創業以来、若手に積極的にチャンスを与えている。

「25歳で支社長、28歳で取締役に就任したものもいました。出る杭はどんどん伸ばすというのが当社のモットーですから、頭角を現す社員は成長が非常に速いです。営業については、成果を出した社員にはインセンティブという形で還元しているのですが、お互いに良い意味でライバル意識を持って頑張ってくれています」(竹之下氏)

そんな社員たちのモチベーションを高めているのが、「一元管理体制」という独自の取り組みだ。「一元管理体制」とは、医療機関担当と求職者担当を分けずに、一人のキャリアアドバイザーが両方を担当し、それぞれの希望や要望に応えていく仕組みだ。結果的に満足度の高いマッチングが実現できるというメリットがある。

「人材紹介は分業制が多いんです。そのため、どうしてもミスマッチが出てきてしまいます。実際には、ヒアリングした本人しか分からない微妙なニュアンスがあるはずなんです。それを汲み取らないといけません。一見すると非効率に見えるかもしれませんが、究極的には一元管理が最も効率的だと私は思っています。できるキャリアアドバイザーは、求職者にヒアリングをしている間に、その方に合ういくつかの求人が浮かんできます。法人担当にバトンタッチしなくても完結するわけですから、当然スピード感も違いますし、やりがいもあります。採用面接などでは、『一元管理体制だからTSグループで働きたい』といった声を良く聞きます」と竹之下氏は、この取り組みの意義を強調する。
TSグループ 竹之下裕之 hiroyuki_takenoshita_ts_group

インタビュアー:袖山 俊夫

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