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熱中の肖像

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We-guard-allという理念を掲げて / 熱中の肖像 インタビュー後編

イー・ガーディアン株式会社 代表取締役社長 高谷 康久

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IT業界の守護神になる

今でこそサイト監視の企業は数多くあるので一般人でも事業内容は理解しやすいが、2005、6年当時は説明が簡単ではなかっただろう。

「将来の事業計画を説明するのは難しかったですね。当時は稀有な業態でしたから、前例を提示できないですから。そこで社外の人に説明する時はネットの警備会社ですと。企業理念としてWe Guard All という言葉を掲げてインターネットを使う人や周辺の業者さんも守るとしたのも、理解を深めてもらうのに役立ちました。社名にもわざわざGuardという言葉を入れて、インターネットの守護神という意味を込めています」

2010年には東証マザーズに上場を果たす。社長になった最初から上場を目標にしていたのだろうか。

「視野には入れていましたが、正直実現できるとは思っていませんでした。事業は伸びていましたが、まだ赤字経営だったので。ただ資金調達に上場は必要不可欠だったため、組織を固めながら必死で上場準備を進めました」

ネットの世界は変化が激しい。常に市場を読んでいかないと取り残される。ネットパトロールと言われる監視業務からはじまった同社だが、現在ではソーシャル・ゲームサポート、アドプロセス、人工知能型画像認識システムを使った不正画像検知、デバッグ・サイバーセキュリティまで、業務の範囲が拡大している。そのためにWe Guard Allの企業理念が実態との乖離が感じられるようになり、5年ほど前に議論して企業理念を変えたのだという。

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「Facebookなど実名のSNSが出てきたこともあり、ネット上で監視するような守るだけの仕事は減少してきました。“楽しませる”“WEB接客をする”といったサポート面での業務が多くなってきたんですね。それで企業理念をBuild Happy Internet Life~すべてのインターネット利用者に安心・安全をベースに、『楽しい』を提供します~に変えたんです」

将来を担う人材はおもてなしの心を大切に

同社は東京と大阪以外にも宮崎、熊本にもセンターを構える。これはどういった狙いがあるのだろうか。

「東京だと、どうしても派手な部分にばかり人が集まります。我々の仕事をしっかりと学んでもらい、きちんと教育体系を実践できる学校のような場所が必要だと。そこでIT関連企業の進出がほぼなく、若者の求職者が多い場所を探しました。すると、結果的に宮崎や熊本になったんですね。

地方でのコスト削減というよりも、熱意をもって仕事に取り組んでくださる人材を集めたいという意図がありました。タイピングの初歩から薬事法など専門知識までしっかりと教育するので、パン屋やゲームセンターなど他業界から出身者が多く活躍しています。これほど育成に注力しているのは、長く勤めていただきたいからです。そのため業界内でオペレーターの雇用はアルバイトが多い中、契約社員での採用にこだわっております。」

採用対象の人材に求めるのは高度なスキルよりも、違う部分にある。

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インタビュアー:KSG シニアコーディネーター 関 幸四郎

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