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特集 IPO情報

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2017年2月第4週のIPO・株式上場まとめ:株式会社レノバ

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2017年2月第4週にIPO・株式上場した、株式会社レノバについて振り返ります。

株式会社レノバのIPO概要

上場日:2017年2月23日
会社名:株式会社レノバ
事業内容:再生可能エネルギー発電事業、再生可能エネルギー開発及び運営事業
市場:東証マザーズ市場
主幹事:大和証券
公募価格:750円(時価総額13,651百万円)
資金調達額:487百万円
初値:1,125円(公募価格に対する騰落率50.0%)
初値時価総額:20,476百万円

上位株主

・木南陽介(社長) 19.34%
・住友林業 9.57%
・辻本大輔(執行役員) 9.36%
・本田大作 9.33%
・ミツウロコGHD 5.04%

業績推移

【2014/5期】 売上高1,457百万円、経常利益499百万円、当期純利益311百万円

【2015/5期】 売上高5,539百万円、経常利益712百万円、当期純利益433百万円

【2016/5期】 売上高8,556百万円、経常利益1,307百万円、当期純利益305百万円

【2017/5期(予想)】 売上高8,169百万円、経常利益1,758百万円、当期純利益1,755百万円

※2014/5期は単体決算、2015/5期以降は連結決算

 事業内容

・同社の事業内容は主に再生可能エネルギー発電事業、エネルギーベンチャーとして知られている会社となっている。具体的には同社グループ(同社、子会社、関連会社のSPC)は大規模太陽光発電所6箇所及びバイオマス発電所1箇所の、合計7箇所の発電所を保有しており、これら発電所で発電した電力を電力会社に売却することで収益を上げている。

・尚、同社グループの発電所は固定価格買取制度(FIT)の適用期間に渡る長期間の運転・売電を前提としている。

・代表取締役社長CEOの木南陽介氏はコンサルタント会社のマッキンゼー出身。また2015年よりイー・アクセス創業者として著名な、千本倖生氏が代表取締役会長に就任し経営に参画している。

業績について

・公開申請期の2016/5期は売上高8,556百万円、経常利益1,307百万円、当期純利益305百万円。そして公開翌期の2017/5期は売上高8,169百万円、経常利益1,758百万円、当期純利益1,755百万円と大幅な増収を予想している。

・SPCの保有もあり、当期純利益は上下する傾向にあるが、経常利益ベースでは2014/5期以降順調に増益を果たしている。尚、2017年5月期(予想)は子会社売却による特別利益計上により、経常利益と当期純利益がほぼ同等の水準となっている。

株主について

・筆頭株主は木南社長19.34%であるが、多数のVCが参入。

・VC筆頭株主は7位株主の京大ベンチャーNVCC1号投資事業有限責任組合(株主比率3.59%)。合計11以上(一部は比率が少なく目論見書に記載なし)のVC及びファンドが出資。VC比率約19%となっており、VC比率高めの会社となっている。

・尚、VC株主を始め多くの株主が90日及び株価1.5倍のロックアップ契約を締結しIPOに臨んでいる。

IPOの結果

・主幹事は大和証券。

・公募価格750円に対し、初値は1,125円となり公募価格に対する初値騰落率は50%となった。

・VC比率の高い銘柄であったが、ロックアップ契約を締結する等の対策を行っており、株価は順調な滑り出しとなった。

株式会社レノバのIPOまとめ

・2016年5月期売上85億円、経常利益13億円との規模であり、ベンチャー企業のIPOとしては規模の大きい企業のIPOであり、公募時点で時価総額100億円を超える銘柄。

・VC比率が約19%と高い中でも初値騰落率も50%となり、電力ベンチャー成功のモデルケースとも言うべき銘柄となった。

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