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2017年3月第3週のIPO・株式上場まとめ:ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社

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2017年3月第3週にIPO・株式上場した、ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社について振り返ります。

ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社のIPO概要

上場日:3月17日
会社名:ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社(コード6544)
事業内容:エレベーター及びエスカレーター保守及びリニューアル業務
市場:東証マザーズ市場
主幹事:野村証券
公募価格:550円(時価総額5,269百万円)
資金調達額:902百万円
初値:890円(時価総額8,256百万円)
公募価格に対する初値当落率:61%

上位株主
・石田克史(社長) 49.88%
・KI 40.31%
・ジャパンエレベーターサービス従業員持株会 3.41%
・LEOC 1.82%
・Lui Kin Shing 1.44%

業績
【2014/3期】 売上高4,434百万円、経常利益▲609百万円、当期純利益▲629百万円
【2015/3期】 売上高10,499百万円、経常利益572百万円、当期純利益316百万円
【2016/3期】 売上高11,891百万円、経常利益699百万円、当期純利益402百万円
【2017/3期】(予想) 売上高13,343百万円、経常利益430百万円、当期純利益255百万円
※2015/3期以降は連結決算

事業内容

・同社はエレベーターやエスカレーターの保守業務、エレベーターのリニューアル業務を行うメンテナンス会社の持ち株会社。

・エレベーター・エスカレーターのメーカー系メンテナンス会社は、自社系列の製品のみのメンテナンスを行うことが一般的であるが、同社は独立系メンテナンス会社として様々なメーカーのエレベーター等に対応。各社の機種に対応可能な技術力とエンジニアを有している点が、同社グループの強みとなっている。

業績について

・2016/3期まで順調に売上・経常利益ともに拡大。上場翌期の2017/3期予想は増収だが減益の計画となっている。

・減益予想の背景は、今後の事業拡大を見据えてメンテナンス要員の大幅な増員を行ったこと、上場に伴い管理部門の体制強化のために人員を増強した影響、本社移転による経費等が増加したことによる。

株主について

・個人株主中心の安定的な株主構成となっている。

・VCの株主参入は無い。

IPOの結果

・主幹事は野村証券。

・公募価格550円。2017/3期予想EPS(1株当たり当期純利益)31.8円であり、公募価格の予想PER17.2倍。

・上場初値は890円。公募価格に対する初値騰落率は61%となった。