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2017年4月第3週のIPO・株式上場まとめ:株式会社LIXILビバ

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2017年4月第3週のIPO・株式上場まとめ:株式会社LIXILビバについて振り返ります。

株式会社LIXILビバのIPO概要

上場日:4月12日
会社名:株式会社LIXILビバ(コード3564)
事業内容:家庭日用品、インテリア用品、住宅設備機器等の総合小売(ホームセンター)
市場:東京証券取引所市場第1部
主幹事:野村証券
公募価格:2,050円(時価総額91,676百万円)
資金調達額:9,676百万円
初値:1,947円(時価総額87,070百万円)
公募価格に対する初値当落率:▲5.0%

上位株主
・株式会社LIXILグループ 100%

業績
【2014/3期】 売上高166,987百万円、経常利益5,498百万円、当期純利益3,016百万円
【2015/3期】 売上高168,055百万円、経常利益9,186百万円、当期純利益5,368百万円
【2016/3期】 売上高172,728百万円、経常利益9,834百万円、当期純利益9,285百万円
【2017/3期(予想)】 売上高177,299百万円、経常利益9,784百万円、当期純利益6,489百万円
【2018/3期(予想)】 売上高183,690百万円、経常利益10,669百万円、当期純利益7,256百万円
※2014/3期は単体決算

事業内容

・同社は家庭日用品、インテリア用品、住宅設備機器等の総合小売を行っている。具体的にはホームセンター事業として、大型店「スーパービバホーム」、中規模店「ニュービバホーム」、小型店「ビバホーム」の3業態を展開。
・2017年1月末時点、日本全国で「スーパービバホーム」38店(うち11店はビバホームを併設)、「ニュービバホーム」10店(同1店が併設)、「ビバホーム」39店の全国87店舗を展開している。

業績について

・売上高は増加傾向だが経常利益・当期純利益は2016/3期→2017/3期は減益。2018/3期(予想)は増収増益の計画となっている。
・3月決算の会社ながら4月のIPOであり、期越え決算でのIPOとなっている。

株主について

・株式会社LIXILグループが100%の株式を持つ親会社であり、子会社上場との位置付け。
・LIXILの前身のトステムが同社を設立。トステム子会社として東証1部に上場していたが2001年4月にトステムにより吸収合併がなされ上場廃止となっている。よって再上場案件との位置付けとなる。
・尚、トステムは2001年10月にINAXと経営統合。その後の企業再編や社名変更により、現在はLIXILとなっている。

IPOの結果

・主幹事は野村証券。
・公募価格2,050円で、2017/3期予想EPS(1株当たり当期純利益)162.2円、2018/3期予想EPS162.2円であり、予想PERは12.6倍。
・上場初値は1,947円。予想PERは12.0倍。公募価格に対する初値騰落率▲5.0%となり、公募価格を割れる初値となった。