フジ・メディア・ホールディングス傘下のジープラス・メディア、日本管理センターと業務提携～インバウンド需要取り込みへ

株式会社フジ・メディア・ホールディングス傘下の株式会社ジープラス・メディア（東京都港区、代表取締役：時澤 正、以降 ジープラス社）は、日本管理センター株式会社（東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員：武藤英明、証券コード 3276 東証第一部、以降JPMC）と業務提携致した。

ジープラス社は、外国人向けにハウジングサービスを運営しており、今回の提携で、より幅広い物件を外国人へ紹介できるようになるとともに、JPMCや不動産オーナーに対しては、インバウンドを活用した新たな需要の取り込みによる空室改善の提案が可能となる。ジープラス社はJPMCより各住戸を転借し、転貸主として外国人入居者へのサービス提供・管理を行う。

外国人向けハウジングサービスの提供スキーム
同じく株式会社フジ・メディア・ホールディングス傘下のReal Estate Japan 株式会社が運営する外国人向け不動産情報サイト「REAL ESTATE JAPAN」を通じ、日本で賃貸住宅への入居を希望する外国人を対象に、バイリンガルスタッフが入居から電気、ガス、水道といった各種ライフラインの利用手続きまでをサポートする。
ジープラス社が借主としてJPMCと転貸借契約を締結するため、JPMCや不動産オーナーは家賃滞納などのリスクを回避することができる。
また、外国人入居者は初期費用や毎月の家賃などをクレジットカード払いできるなど、サービス利用者の利便性向上を図っている。

ジープラス社は「Building International Japan（日本を国際化する）」を理念に、1999年、日本で初めての在日外国人向け生活情報サイト「GaijinPot（ガイジンポット）」を立ち上げた。その後は政治、経済、社会から文化、エンタメまで、日本のニュースを世界に発信する英字サイト「Japan Today（ジャパン・トゥデイ）」、バイリンガル求人サイト「CareerEngine（キャリアエンジン）」、外国人向け不動産情報サイト「REAL ESTATE JAPAN（リアル・エステート・ジャパン）」、東京在住の外国人女性向けのライフスタイル情報サイト「Savvy Tokyo（サヴィー・トウキョウ）」など、15年で5つの自社メディアとサービスを立ち上げ、外国人ユーザーの圧倒的支持のもと、外国人にリーチしたい日本企業のオンラインマーケティングを支援している。
ジープラス社は昨年4月より株式会社フジ・メディア・ホールディングスの傘下に入り、グループ各社とも連携をとりながら日本の国際化を一層推進していく。