1. TOP>
  2. 資本・業務提携
  3. TBSイノベーション・パートナーズ、ドローン領域のパイオニア『ブルーイノベーション』に出資

TBSイノベーション・パートナーズ、ドローン領域のパイオニア『ブルーイノベーション』に出資

  • feedy

株式会社東京放送ホールディングス(東京都港区、代表取締役社長:武田信二、以下、TBS HD)の子会社で、ベンチャー企業への出資・連携を推進する「TBSイノベーション・パートナーズ合同会社」(東京都港区、代表:伊藤博信、以下 TBS-IP)は、TBS HDとの共同出資によるファンドから、ブルーイノベーション株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:熊田貴之)へ出資を行った。

同様に今回のラウンドでは既存株主である、「けいはんな学研都市ATRベンチャーNVCC投資事業有限責任組合(以下、けいはんなATRファンド)」も追加出資を行っており、両ファンドの強みを生かしてドローン領域のパイオニアであるブルーイノベーションの更なる成長を支援していく。

ブルーイノベーションは、本出資によって、ドローンの飛行計画の基本要件(日時、場所、方法、機体等)を入力することにより、熟練したドローンパイロットでなくとも、短時間で、安全且最適な飛行計画の策定が可能な「ドローンナビゲーションサービス」を開発する。当該技術により、日々の作業工数の削減や、熟練パイロットの養成コストを削減した上で、安全な飛行を実現することができる。尚、本サービスは、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(本社:京都府相楽郡、代表取締役社長:平田康夫、以下「ATR))とブルーイノベーションが既に共同研究を行うドローンの複数機体制御・管理プラットフォーム(ATRが長年開発してきたユビキタスネットワークロボットプラットフォームを3次元に拡張した技術)をベースに開発する。

また、TBS HDでは報道・スポーツ・ドラマ・バラエティなど各種番組制作において、ドローンによるハイレベルな空撮を多数実施してきた。近年、ドローンを活用した産業のイノベーションが世界的に注目を集め、日本国内においても急速に研究開発や法整備が進められている中で、今後ドローンによる空撮のニーズが飛躍的に高まっていくことが予想される。

2007年よりいち早くドローンを活用した事業を運営してきたブルーイノベーションの持つドローンの安全飛行管理のノウハウを活用し、これまで以上に迫力のある空撮を安定的に行う体制を作るべく、JNN系列局と協力していく。また、ブルーイノベーションと共に培った空撮ノウハウを外部に展開していくことで、新たな事業の創出が可能になると考えており、空撮以外のドローン関連市場においてもTBS HDの持つネットワークや資産を活かした取り組みを行う可能性も視野に入れ、ブルーイノベーションとの協業や同社の新たなシステム開発に活かすデータの蓄積等を進めていくとしている。

■TBSイノベーション・パートナーズ合同会社 会社概要
社名:TBSイノベーション・パートナーズ合同会社
URL:http://tbs-ip.co.jp/
所在地:東京都港区赤坂5-3-6
代表:代表 伊藤博信
設立:2013年8月29日
資本金:2,000万円(株式会社東京放送ホールディングス100%出資)
事業内容:投資事業組合の運営、事業企画・育成・コンサルなど

■ブルーイノベーション株式会社概要
社名:ブルーイノベーション株式会社
URL:http://www.blue-i.co.jp/
所在地:東京都千代田区神田錦町3-16-11 エルヴァージュ神田錦町4F,5F
代表:熊田貴之
設立:平成11年6月10日
事業内容:ドローンパイロット支援事業(教育事業、ドローン専用地図サービス)、法人向けサービス事業(ソリューション開発サービス)、公共向けサービス事業(研究開発、JUIDAの運営業務)