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TIS、CVCからロボット開発ベンチャーのユニロボットへ出資

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TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹)は、ベンチャー企業への投資を行う「コーポレートベンチャーキャピタル(以下 CVC)」から、個性を学習するパートナーロボット「unibo(ユニボ)」の開発、製造、販売とAI(人工知能)に関する研究・開発を行うユニロボット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表者:酒井 拓)に、出資を行うと発表した。

2014年創業のユニロボットは、個人を高精度な顔認証システムで認識し、趣味・嗜好・生活習慣・言葉を学習しながら生活の支援をする「unibo」の開発、製造、販売を行っているベンチャー企業。
同社のパートナーロボット「unibo」は、クラウド上に構築された独自のパーソナルAIエンジン「コンダクターエンジン」を通じて、人との日常会話や感情をディープラーニング(深層学習)で学習し、質問を繰り返すことで個人の特性を記憶してデータベースを構築できるという特性を持っている。
同社では、「unibo」を通じてパーソナルデータを獲得し、行動推論解析を行うことで、一般家庭に加えて、介護施設や教育現場、流通店舗、自治体などの分野で、消費者に直結した購買やサービスの提供などを行う「生活サポート企業」を目指している。

TISでは、少子高齢化など様々な社会課題を抱える日本社会の解決策としてロボティクスインテグレーション(ロボティクス技術とICT技術の連携)に着目。TISのシステム開発技術や様々な事業分野での業務ノウハウと、ユニロボットの「unibo」をインターフェースとしたパーソナルAIエンジンの仕組みを組み合せることで、社会課題を解決する新たなソリューションやサービスの提供が可能になると考え、今回の投資に至った。

TISは、ユニロボットと共同で高齢者向けサービスや教育、店舗サービスなどの分野において、「unibo」をインターフェースとしたパーソナルAIエンジンと既存システムと連携させたソリューションの提供を目指していく。

また、TISは、今後も、CVCを活用して、事業戦略においてキーとなるソリューション・技術を持つベンチャービジネスとの連携を強化していく計画。

■ユニロボット株式会社の概要
社名 : ユニロボット株式会社
所在地 : 東京都渋谷区幡ヶ谷3-80-10 MK幡ヶ谷笹塚ビル6F
設立 : 2014年8月25日
代表者 : 酒井 拓
事業内容 :個性を学習するパートナーロボット「unibo」を開発、製造、販売とこれに関わるAI及びソフトウェアに関する研究・開発