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AI開発ベンチャーのグラフ、1億円の第三者割当増資実施

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AIアルゴリズム開発ベンチャーの株式会社グラフ(東京都港区)は、日本テクノロジーベンチャーパートナーズ(NTVP)(東京都世田谷区)を割当先とする第三者割当増資により、シードラウンドで1億円の資金調達を実施した。

■第三者割当増資の目的
今回の資金調達に伴い、データ分析官の積極採用による人員拡大と、データベースマネジメントノウハウの自社優位性およびAIアルゴリズム開発の概念検証について、エンタープライズ向けサービス標準化を目指す。

■グラフのAIアルゴリズム開発事業について
グラフはデータサイエンティスト・オブ・ザ・イヤーの原田博植が代表を務めるAI開発ベンチャー。
各産業界のトップ企業でのデータベースマネジメントに実績がある。情報システム環境構築からオンラインサービスへのレコメンド実装や、リアル接点での従業員パフォーマンス改善など、民間でのデータ利活用において実際的なノウハウを蓄積してきた。

世界ではウェブ空間と現実空間の繋ぎこみが今後さらに加速し、サイバー空間でのデータベースマネジメントの課題は、もはや国策として検討されている。国会では「官民データ活用推進基本法案」が可決され、「GAFA(Google・Apple・Facebook・Amazon)」といったプラットフォーマーが国境を越えて個人データの支配的地位にある現状にも議論が始まっている。

第4次産業革命とも言われるビッグデータ流通社会において、グラフは現状のクライアントと大局観のある取り組みを練磨し、人工知能や越境データの法整備や個人情報保護の健全化を牽引できるデータプラットフォーマーとして、今後AI活用サービス企業のメインプレイヤーを目指していく。

■第三者割当増資の引受先について
組合名:日本テクノロジーベンチャーパートナーズE1号投資事業有限責任組合
所在地:東京都世田谷区等々力4-1-1 尾山台駅前ビル4F
代表者:村口和孝
URL:http://www.ntvp.com/

日本テクノロジーベンチャーパートナーズ(NTVP)は、欧米のような個人の創造性と責任に根ざした本格的な創業支援型のベンチャ-キャピタルがまだ日本に無かった1998年に、日本で初めて個人のベンチャ-キャピタリストが運営するVCファンドとしてスタ-ト。ジェネラルパートナーの村口氏は日本のVCプロパー第一世代で現役23年の長い経験がある。数通算成績はキャピタルゲイン250億円以上と国際的にも高水準。

日本テクノロジーベンチャーパートナーズ(NTVP)の投資先は幅広い産業分野に渡り、グラフが今後データベースマネジメントとAI開発実装を計画している、ウェブ空間と現実空間を横断する先進企業との緊密なリレーションを持っている。今回の出資に伴い、グラフの戦略的事業開発を大きく拡張していくとしている。