1. TOP>
  2. ヘルスケア
  3. ステント型血栓除去デバイス開発のBiomedical Solutions、大塚HD傘下のJIMROに全株式譲渡

ステント型血栓除去デバイス開発のBiomedicalSolutions、大塚HD傘下のJIMROに全株式譲渡

  • feedy

大塚ホールディングス(以下「大塚HD」)【4578】傘下で医療機器の製造、販売などを行うJIMROは、ステント型血栓除去デバイス開発を手がけるBiomedical Solutions(以下、「BSI」)の全株式を取得すると発表した。

大塚ホールディングス(以下「大塚HD」)【4578】傘下で医療機器の製造、販売などを行うJIMROは、ステント型血栓除去デバイス開発を手がけるBiomedical Solutions(以下、「BSI」)の全株式を取得すると発表した。

JIMROは、大塚HD傘下において医療機器事業を統括する大塚メディカルデバイスの中核的な事業会社として、医療機器の製造、販売、賃貸、輸出並びに輸入及び研究開発を行っている。

これまでの脳梗塞の急性期治療においては、静注血栓溶解療法(tPA静注)による標準内科治療に加え様々 なカテーテル機器を使用した治療が行われていたが、最近開発されたステント型血栓除去デバイスを用いた血管内治療の有効性が欧米の複数の臨床試験において示され、注目が集まっている。 また、これらの臨床試験成績を受けて米国心臓協会・米国脳卒中協会による脳卒中治療ガイドラインに、従来の tPA静注とステント型血栓除去デバイスとの併用による血管内治療が推奨された。 これを受け、臨床におけるステント型血栓除去デバイスを用いた血管内治療ニーズと治療選択肢が広がることが期待される。

BSIは、特殊な構造のステントを用いて、血栓捕捉性と柔軟性を向上させ、細径化を実現させた急性脳梗塞治療機器を開発しており、BSIが開発したステント型血栓除去デバイスは、既存の領域だけではなく末梢領域における治療を可能とすることを目指している。

今回の買収により、JIMROは脳血管内治療デバイスのラインナップを拡充する。

以上M&Aタイムスより