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DokiDoki、京都大学イノベーションキャピタルから資金調達実施

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Doki Doki, Inc.(以下「ドキドキ」本社:米国サンフランシスコ CEO:井口尊仁)は京都大学イノベーションキャピタル株式会社(以下「京都 iCAP」)(本社:京都市左京区、代表取締役:室田 浩司)を無限責任組合員とするイノベーション京都 2016投資事業有限責任組合(以下「KYOTO-iCAP1 号ファンド」)による、京都大学との共同研究成果をグローバルに展開するスタートアップ向けのプレシード投資を受け入れたと発表した。

Doki Doki, Inc.(以下「ドキドキ」本社:米国サンフランシスコ CEO:井口尊仁)は京都大学イノベーションキャピタル株式会社(以下「京都 iCAP」)(本社:京都市左京区、代表取締役:室田 浩司)を無限責任組合員とするイノベーション京都 2016投資事業有限責任組合(以下「KYOTO-iCAP1 号ファンド」)による、京都大学との共同研究成果をグローバルに展開するスタートアップ向けのプレシード投資を受け入れたと発表した。

ドキドキ社はサンフランシスコと京都(日本本社所在地は京都市左京区)を結んで、新しい声のコミュニケーションプラットフォームを創造するスタートアップ。
2016年10月には米国マーケット向けに「ベイビー」という5秒間の音声コミュニケーションアプリをローンチ。現在世界的に注目されている音声コンピューティング市場の中でもユニークな、日々の感情を交えた非同期かつ揮発性の「おしゃべり」をコア体験とする、新製品の開発と市場の創造を進めている。

今回の投資は、京都大学 学術情報メディアセンター(中村祐一教授・センター長)との共同の学術研究を推進するための最初のステップ。5秒の声による、ソーシャルなコミュニケーションと音声コンピューティングを核としたリサーチを進めること、その研究成果をグローバル市場に向け展開すること等を目的とした試みとのこと。初期段階では音声学領域に於ける、5秒間の声を使った外国語学習の実用化試験を起点とし、今後は感情分析や機械学習などを用いた、音声コミュニケーションの進化を促進する共同研究を実施予定。

ドキドキは、今回の産学連携を通じ「音声」領域という非常にポテンシャルの大きな市場における独自ポジションを確立するべく、新製品の開発をますます加速していくとしている。

◯ 京都大学イノベーションキャピタル株式会社(京都iCAP)について
京都iCAPは、京都大学に属する研究者による知(研究成果・技術等を含む)を事業化することを目的とする企業(共同研究企業からのカーブアウトを含む)へ、投資その他の支援を行うことを目的に、平成26年12月に国立大学法人京都大学の100%出資子会社として設立された。同社は、平成28年1月に京都大学及び民間金融機関からの出資を受け、京都大学イノベーションキャピタル株式会社を無限責任組合員とする160億円のKYOTO-iCAP1号ファンドを組成した。

同社では、基礎研究に強みを持つ京都大学の研究成果を基に、その実用化を志向する大学発ベンチャーに対して、シード・アーリーステージの段階から長期に亘る支援・出資を行っている。