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すららネット、慶應義塾大学との共同研究結果を反映、「AIサポーター」人工知能✕アダプティブ・ラーニング!クラウド型学習システム「すらら」正式運用を開始

  • feedy

株式会社すららネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:湯野川孝彦)は、新機能「AI サポーター」を 4 月 16 日より正式運用開始する事を発表した。

「AI サポーター」は、人工知能(AI)が生徒の学習データに基づき、生徒と対話することで学習意欲向上を促すクラウド型学習システム「すらら」の機能となる。

今回の正式運用開始は、「AI サポーター」のトライアル版を用いて、2016年4月24日~10月23日の期間、教育経済学を専門とする慶應義塾大学 中室牧子研究室と行った共同研究の結果を受け、改良したものとなる。

研究では、AI 機能の声掛けによる、「すらら」学習者の学習意欲向上効果と、声掛けの種別(褒める声掛け/努力を促す声掛け/雑談のみ)ごとの有効性を調査した結果、「努力を促す声掛け」が最も学習意欲向上に効果があることがわかった。

また、生徒1153名の「AI サポーター」との合計対話数が 1 日あたり 2500 回を超えるなど、生徒が「AI サポーター」に大きな関心を持っていたと考えられる。

この 2 つの結果を受け、正式運用版は「努力を促す声掛け」を中心としたシナリオへ変更することで、学習意欲向上に向けた、より適切な声掛けができるようになる予定となる。
加えて、声かけのバリエーションの大幅な追加、さらに、夏休みやクリスマスなど、期間限定の声かけに伴ってキャラクターのグラフィックが変わるなどの機能を追加し、「AI サポーター」への生徒の関心がより高まるようにすることで、さらなる学習意欲向上に寄与していく。