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ディープラーニングのABEJA、伊藤忠商事と資本・業務提携

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ディープラーニングを活用し産業構造の変革をサポートする株式会社ABEJA(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO兼CTO:岡田陽介(アベジャ))は、伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、社長:岡藤 正広)と、資本・業務提携し、小売・流通業界を対象としたSaaS事業での連携ならびにPaaS領域における共同開発の検討を開始したと発表した。

ABEJAは、AIのブレークスルー技術であり、蓄積されたビックデータから人間の手を介さずしてそのデータを適切に表現する特徴を自動的に見つけ出す「ディープラーニング」を活用した解析プラットフォーム「ABEJA Platform」を提供している。これまで、ディープラーニングを活用し実店舗における様々な情報を収集・解析・可視化する「ABEJA Platform for Retail」を、小売・流通業界を中心に、国内の300店舗以上(2017年2月末時点)にしており、店舗運営の改善に資するソリューションを提供してきている。

また、2016年6月には、ダイキン工業株式会社の技術開発拠点であるテクノロジー・イノベーションセンターと、ディープラーニングを活用したPaaS 領域における協業を開始し、製造業界にも進出している。

今回の資本・業務提携は、両社の事業における連携を目的としたもの。SaaS事業においては、伊藤忠商事グループが有する国内外リテール事業者など数万店舗を対象に、「ABEJA Platform for Retail」の導入を支援し、「ABEJA Platform for Retail」の普及を加速する。また、PaaS領域においては、製造業や医療の分野などへのソリューション提供を視野に入れ、ディープラーニングを活用した解析プラットフォーム「ABEJA Platform」を基盤とした共同でのサービス開発の検討を開始する予定。

今回の資本提携により調達した資金については、SaaS事業の急速な拡大に際し必要となる事業体制の強化に充てるとともに、伊藤忠商事と共同で実施するPaaS領域におけるサービス開発の費用に充てる予定。なお、伊藤忠商事は、ABEJAが、2016年12月に、正式版に先駆け提供を開始した「ABEJA Platform Partner Ecosystem」へもパートナーとして参画している。