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ロータス、経営力強化支援のためTKCと業務提携

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株式会社ロータス(本社:東京都港区 代表取締役社長:髙橋博)と株式会社TKC(本社:栃木県宇都宮市 代表取締役社長:角一幸)は、株式会社ロータスの母体である全日本ロータス同友会(本部:東京都港区 会長:成毛政孝)に加盟する自動車整備企業1,650社への経営力強化支援について業務提携した。

ロータス同友会は、国内最大級の自動車整備企業のボランタリーチェーンとして、中小企業では不足している経営資源を補い経営力強化を支援するため、仕入れやサービス、ブランドの共同化、整備士や接客店員の育成、経営者やその後継者を育成する研修などの事業を行っている。
このうち経営者を育成する事業において、今回の合意により、TKCによる専門家の講師派遣や研修後の同友企業へのフォロー等の協力が得られるようになる。

第1弾としてロータス同友会は、5月より全国51支部で同友企業経営者の計数管理能力向上を目的とする研修会『盤石な経営体質の構築について』を開催し、会計と税務の専門家であるTKC全国会会員の税理士・公認会計士が講師を務め、今後は、TKC全国会会員が同友企業から経営相談を受けることや、同友企業からの依頼に基づきTKC全国会会員が毎月同友企業を訪問し経営助言する仕組みをつくることなど、協力して検討を進めていく。

自動車整備業界では、近年の法定点検の緩和や、新車販売の停滞等を背景にディーラーや大手カー用品チェーンがアフターサービス事業を強化するなど、経営環境は厳しさを増している。
そうした中、中小企業の多くでは「会計資料が経営実態を適時正確に表していない」「経営者の計数に関する理解や管理能力が不足している」等の問題を依然として抱えており、存続・発展のためには専門家の支援を受けて業績管理体制を整備し、問題を克服することが望まれる。

これを踏まえ、ロータスとTKCが協力してロータス同友会に加盟する中小企業を組織的に支援することで経営力強化を実現し、ひいては地域経済へ貢献していく。

ロータス同友会に加盟する自動車整備企業(同友企業)の黒字経営・計画経営の強化につながることを期待して、ロータスとTKCが相互に密接に協力しながら、経営力の強化に向けた支援活動を協業して実施する。