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ベッコフオートメーション、事業アイデアの試作・検証・実装においてローランド・ベルガーと業務提携

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2017年7月、ドイツの制御機器メーカーの日本法人であるベッコフオートメーション株式会社(神奈川県横浜市:代表取締役社長:川野俊充、以下ベッコフオートメーション)は、東京-欧州系最大の戦略コンサルティングファームの日本法人である株式会社ローランド・ベルガー(東京都港区:代表取締役社長 長島 聡、以下ローランド・ベルガ―)と業務提携することに合意したことを発表した。

ベッコフオートメーションはPCベースのオープンな自動制御システムを提供しており、産業用PC、各種フィールドバス対応I/O、ドライブテクノロジ、自動制御ソフトウェアで豊富な製品ラインナップを誇っている。
ローランド・ベルガーは、グローバルなネットワークと知見を活かし、製造業を中心とした数多くのコンサルティングを行っている。

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以下、ベッコフオートメーション社引用

ベッコフオートメーションの川野は以下の様に述べています。
「新技術が次々に生まれ、加速的な進化を遂げる近年の動向は、製造業に携わる技術者の日常を目まぐるしくも刺激的なものにしています。こうした激動の世の中をチャンスと捉えるか、ピンチと捉えるかは考え方次第。前者と捉える風土を生み出すことは企業にとって経営戦略上の重要課題となっています。技術志向の当社が戦略志向のローランド・ベルガーと力を合わせることで、顧客の課題解決により効果的に貢献できるようになります。長島聡社長の提唱される『和ノベーション』のコンセプトには深く共感を覚えていますので、それを共有できる仲間を企業や業界の枠を超えて増やしていきたいですね」

ローランド・ベルガーの長島社長は以下のように述べられています。
「日本の製造業には強い現場力があります。この現場力を改善のみならず、新たな価値創出でも発揮してもらいたい。こんな想いの下、今回、ベッコフオートメーションと弊社は、クライアントの構想を実現するための武器供給を一緒に進めていくことに合意しました。これまでの仲間とも相乗効果を生み出しつつ、世界に存在感を示すべく戦っている企業の支援を加速していきたいと想います。」
同提携により、企業が事業の過程で必要となる試作・検証・実装のサイクルを効率化する「ラピッドプロトタイピング」の新たな手法を確立し、今後、両社の顧客の事業成長をサポートしていきます。AI/ VR/ AR/ ブロックチェーン/ シミュレーション/ 計測/ 制御/ 通信などの、進歩が著しい技術の現場導入を支援し、ヒトとキカイの新たな関係を提案します。これにより、アイデアとビジネス、デジタルとアナログ、バーチャルとリアルをつなぎ(「デジタルツイン」)、これらを相互に往来できる事業アイデアの試作・検証・実装環境をコンサルティングプロジェクトの一環として個別に構築し、長期的にはローランド・ベルガーが提唱する「和ノベーション」の実証基盤を生み出すことを目指します。

また、両社の代表が相互にアドバイザーとして就任いたしましたことにより、この取り組みを加速・深化し、日本のものづくり企業の革新を支援してまいります。