SBIホールディングス、ICOコンサルティング事業を手掛ける米国T1R(ティーワンアール)社へ出資
SBIホールディングス（本社：東京都港区、代表取締役執行役員社長：北尾 吉孝）は、米国でInitial Coin Offering（新規仮想通貨公開、以下「ICO」）のコンサルティング事業を行うT1R LLC（本社：米国カリフォルニア州、以下「T1R社」）へ出資した事を発表した。
この出資により、SBIグループによるT1R社への出資比率は20%となる。
T1R社（ブランド名：「CoinTheory」）は米国において、ICOのトークン発行のみならず、トークン発行後の流通サポートやマーケティング、セキュリティ対策を含む総合的なコンサルティングを行っている。ICOとは新たな仮想通貨であるトークンを発行し、投資家に販売することにより資金調達を行う手段で、ビットコインに代表される仮想通貨の誕生後、既存の資金調達に代わる手段として盛んに行われてきた。2017年には60億ドル以上の資金調達がICOによって行われており※、今後も活況が見込まれている。
SBIグループにおいては、2017年にICOを含む資金調達手段サービスを手掛けるSBI CapitalBaseの設立や、モーニングスターにおける国内初となるICOの格付け事業開始など、仮想通貨生態系の一環としてICO関連事業に取り組んでいる。今後はT1R社の手法やノウハウも活用し、国内ならびにアジアでの共同事業展開を検討しいく。
【T1R社の概要】
本社所在地 ：米国カリフォルニア州
代表者 ：Akshay Oberai
事業内容 ：ICOコンサルティング
※ICOBoxレポートより
https://medium.com/icobox-io/cryptocurrency-and-ico-market-overview-for-2017-b82297996c22