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GMOグローバルサイン社、UAE法人をドバイに設立電子証明書サービスの提供を開始

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GMOインターネットグループのGMOクラウド株式会社の連結会社で、電子認証サービスを展開するGMOグローバルサイン株式会社(代表取締役社長:中條 一郎)は、シンガポール法人であるGMO GlobalSign Pte.Ltd. を通じてアラブ首長国連邦(以下、UAE)のドバイに、現地法人「GMO GlobalSign FZ – LCC」を設立した。

GMO GlobalSign FZ – LCCでは、UAE国内および中東地域向けに、2017年3月をめどに電子証明書サービスの提供を開始する予定。

【背景と概要】
GMOグローバルサイン社は、ITビジネスを展開する企業が顧客との信頼関係の構築・維持において重視する、強固なセキュリティ環境の構築に必要な電子認証サービスを提供している。海外拠点として欧米に4拠点、アジアには中国、シンガポール、フィリピン、インドの4か国に拠点を置き、現地法人を通じて各国およびその周辺地域に向けてサービスを展開している。

近年、中東地域におけるサイバーセキュリティ対策へのニーズが、企業はもちろん政府においても高まっている。これまでGMOグローバルサイン社では、対面ではインド法人を通じて、ウェブサイトではお客様が購入時に指定するエリアの法人を通じて、同地域へサービスを提供しており、すでに金融機関やサービス業、教育機関、政府関連組織といった多種多様な企業・団体にサービスが採用している。

こうした中、GMOグローバルサイン社は、中東地域のサイバーセキュリティ市場のさらなる拡大を見越して、従来負担となっていた外貨での購入・利用料金の海外送金の問題を解決し、シームレスにローカル化したサービスを提供するべく、中東地域の拠点としてUAEに現地法人を設立した。
まずはUAEにおいて、2017年3月をめどに専用ウェブサイトでUAE通貨(UAEディルハム)による直販および再販を開始する予定。これにより、UAEを含む中東諸国のお客様は、経済特区エリア内のGMOグローバルサイン社のドバイ法人から、自国の通貨(UAEディルハム)でサービスの購入が可能となり、銀行振込における海外送金料も不要となる(※1)。

(※1)お支払い方法は、当初銀行振込での対応となりますが、クレジットカード決済にも順次対応していく予定。

【GMOグローバルサイン社 中東地域 営業責任者 大石怜史氏のコメント】
中東地域はUAEを中心にインターネット産業の益々の発展・拡大が見込まれている地域であり、GMOグローバルサイン社では、グローバル展開における戦略上、ドバイのUAE法人を重要な拠点と位置づけています。中東地域の中でもUAEや、イスラエル、ヨルダン、サウジアラビアでは、以前からGMOグローバルサイン社の電子認証サービスの直販および再販チャネルの売上が著しく伸びており、ITセキュリティソリューションに対するニーズは非常に高いと考えました。我々はUAE法人を通じて、既存の中東顧客との関係を強化し、より現地に根ざした体制で、多くの企業のお客様にご満足いただけるサービス提供を目指します。また、これまで以上に積極的な販売展開を推進してまいります。