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freee、ランサーズらと共同で『フリーランス協会』設立を支援

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freee株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:佐々木大輔)は、ランサーズ株式会社や株式会社Warisなど、フリーランスが登録するプラットフォーム事業者と共同で、「プロフェッショナル&パラレルキャリア フリーランス協会(仮)(呼称:フリーランス協会)」の設立を支援すると発表した。

多様な働き方が実現する社会を目指す同協会の支援及び幹事企業としての活動を通じて、freeeはフリーランスの方々のバックオフィス支援を推進していく。

■フリーランス協会設立とfreee加盟の背景
「働き方改革」および「女性活躍推進」の気運や、各種マッチングサービスの成長などを背景に、日本国内における広義のフリーランス人材は1,064万人に上っています(注)。この状況を受け、このたびフリーランスとして活動するプロフェッショナルや、企業にいながら複数のキャリアを築くパラレルワーカーの有志が主体となり、下記3つのミッションを掲げる任意団体としてフリーランス協会が設立された。

1. 多様化するフリーランスの実態を世の中に発信し、
2. フリーランスが健全かつ前向きに活躍できる土壌を作り、
3. 柔軟な働き方を望む人にフリーランスとしての「プロフェッショナルキャリア」や「パラレルキャリア」という選択肢を提示して、個人の働き方の多様化を後押しする。

フリーランスという形態の課題としては、「経理に関する知識がない」「確定申告が不安」という間接スキルに関するものや、「金融機関で事業性口座が開設しにくい」「融資に苦戦する」という社会的信用に関するものが挙げられる。これらはfreeeが従来「クラウド会計ソフトfreee」や金融機関とのパートナーシップを通じてソリューションを提供してきた分野のもの。freeeは今回、フリーランス協会の設立に幹事企業(賛助会員)として参画することで、フリーランスとして働くより多くの方に、煩雑なバックオフィス業務にかける時間を減らして本業に集中できる環境を提供していく。

(注)ランサーズ 「フリーランス実態調査2016年度版」 http://www.lancers.jp/magazine/25809

■フリーランス協会およびfreeeの今後の具体的な活動
今回の取り組みを契機に、freeeおよびフリーランス協会は今後以下のような活動を行っていくとしている。

【フリーランス協会としての活動】
・フリーランスに関する調査・研究、情報発信、イベントの開催など、フリーランスの認知向上のための啓発活動
・フリーランスの事業およびキャリア形成支援
・フリーランスの労働環境改善・向上に向けた政策提言
※詳しくは、下記フリーランス協会ウェブサイト参照。
http://freelance-jp.org/

【freeeの施策】
・フリーランス協会会員に対して、「クラウド会計ソフト freee」の個人事業主向けプランを特典価格で提供
・フリーランスのバックオフィス効率化のための機能開発(予定)
・freeeが連携するパートナー金融機関によるフリーランスの方への金融サービス(事業性口座の開設、クレジットカードの発行など)の提供
・freeeをご利用いただくフリーランスの方々への協会活動の案内