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Datorama、人工知能「DatoramaGenius」を発表

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マーケティング・インテリジェンスのDatorama(本社:ニューヨーク CEO:ラン・サリグ、日本本社:東京都千代田区 代表取締役:布施一樹)は、人工知能(AI)「Datorama Genius(デートラマ・ジーニアス)」を発表した。

マーケティングに特化した初のAIとして、様々なマーケティングデータの中から重要なインサイトを自動でユーザーに提示し、Geniusが提案するインサイトに基づき、マーケティング施策の迅速な最適化、次の打ち手作りのスピードアップ実現をサポートする。
マーケティングデータ統合エンジンとして、Datorama Total Connect、Datorama Mixに続く、3つめの重要な機能の導入であり、マーケティングに特化したAIとして、マーケティングに焦点を絞り、多種多様なチャネル・プラットフォーム・キャンペーンに対して、マーケターの的確な判断・施策実施、そしてPDCAの迅速化を支えてきた。

多種多様なタッチポイントで消費者と繋がる現在、カスタマージャーニーなど消費者動向(リーチ、エンゲージメント、コンバージョン、売上など)に関する重要なデータが、無数のソリューションに分散して存在し、さらにそのデータも広告代理店や社内のマーケティング部門、CRMなど顧客情報を管理する部門、それぞれが保有している。
Datorama導入後の調査では、導入1年以内で、大概のユーザーは平均70のデータストリームを接続し、統合しており、潜在顧客の動向をより深く理解するにも、クロスチャネル・キャンペーンの最適化にも、マーケターが膨大なデータの中から、インサイトを見出す必要がある。
インサイトが、高いパフォーマンスと持続可能な成長を導き、そのインサイト発見をDatorama Geniusがサポートする。
Geniusは膨大なデータを組み合わせてインサイトを導くので、従来とは違う組み合わせにより、見えなかったインサイトを浮き彫りにし、新たな気づきをもたらす。

Datoramaが全てのマーケティングデータを自動的に統合し、Datorama Geniusが現在から将来へと通じる予測、インサイトをマーケターに提案し、ユーザーのビジネス判断をサポートしていく。
マーケティングデータの統合・分析・インサイト提案の自動化は、PDCAの迅速化をもたらし、ひとつひとつのマーケティング戦略及び運用面のKPIの素早い調整を可能にし、マーケティングパフォーマンスの向上に寄与し、今までにないスケールで的確な意思決定を可能とする。
同社は、全てのデータを自動的に可視化し、誰もが手軽にデータを見て、共有できるようにし、Geniusが提案するインサイトを通じて、事業の成長を促すマーケティング全体の最適化の方法を検討していく、そうした将来をGeniusは目指していく方針である。

Datorama Geniusは社内外に散在するマーケティングデータからインサイトを導く。これからは、「このキャンペーン最適化のために見るべき地域トップ3はどこ?」という次の打ち手作りに向けた問いかけから始まる。
無数の単なる問いから行動に繋がる問いへのシフトは、現代のマーケティングのプロたちの意思決定するための次なる一歩であり、Geniusは簡単に使える専用インターフェイスを持ち、ビジネスユーザーたちが使う指標に合わせて設計。
最初にDatoramaのAIと機械学習機能が、KPIに影響を及ぼす数千にのぼるマトリックスやディメンジョンの組み合わせを統合し、GeniusのInsights Bots(インサイトボット)が最も重要な最適化の指標(Optimizaiton Paths)のセットを提案。

その指標は、可視化はもちろん、ユーザーが深掘りし、ダッシュボードや関係者と共有可能である。
こうした最適化の指標は、異常値検出といったレベルに止まらずマーケティングパフォーマンスがどこで変化するのかといったより深いインサイトを提示し、Geniusが新たなインサイトを得た場合、自動的にDatorama上の通知フィードやダッシュボードに表示される。
Geniusは学習し続けるので、自らが提案したインサイトとユーザーとのアクションを学び、時間とともに一層賢くなっていく。