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医療系AIベンチャー企業のNAMチャットボット型電子カルテ「ドクターQ」を1月から医療機関向けに提供開始

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人工知能(AI)による医療系製品開発の株式会社NAM(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中野哲平)は、2018年1月から医療機関を対象にチャットボット(自動応答プログラム)型電子カルテ「ドクターQ」の提供を開始する事を発表した。「ドクターQ」は、NAM代表取締役社長の中野 哲平が慶應義塾大学医学部在学中の2016年に経済産業省所管の独立行政法人情報処理推進機構(IPA)未踏IT人材発掘・育成事業に採択されたプロジェクトを基に開発された。

 

同システムの特徴は次の三つの情報を自動で収集、整理できる。
(1)カルテに記載するべき患者情報
(2)医師がフォローするべき患者情報
(3)患者が気にするべき診療情報

患者は「カルテを見せて」「薬を見せて」とドクターQに送ると、処方された薬の一覧や過去のカルテをLINE上で閲覧することができる。医師はドクターQを利用しウェブサイトからのカルテの閲覧と患者への返信が可能となる。
医療機関を対象に同システムを無償で提供し、患者はスマートフォン利用者であれば、「ドクターQ」のLINEボットを友だち追加することで利用できる。