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ガイアックス、フィンテック海外送金大手TransferWiseと本人確認業務代行において提携協議

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株式会社ガイアックス(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:上田 祐司、以下 ガイアックス)とトランスファーワイズ・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:越智 一真、以下 トランスファーワイズ・ジャパン)は、本人確認業務代行において、業務提携することで最終協議することを発表した。

トランスファーワイズは、ガイアックスが提供するAPI型本人確認サービス「TRUST DOCK(トラストドック)」を導入し、利用者の新規登録時における迅速な本人確認を実現する。

本人確認サービス「TRUST DOCK」では、APIを通じて顧客の申請情報と身分証画像をシステムに送ることで、60分以内に本人確認の結果を返答する。これにより、フィンテック事業者は本人確認の管理画面やオペレーターを用意することなく、低コストで本人確認をおこなうことができる。
さらに、反社会的勢力データベースや公的要人データベースを用いたリスク確認業務から、書留など転送不要郵便での郵送での本人確認業務にいたるまで、犯罪収益移転防止法・携帯電話不正利用防止法における非対面での本人確認業務を一気通貫しておこなうことができる。さらに、個人番号取得業務にも対応し、海外送金サービスなどにおいて、個人番号取得と本人確認業務を同時におこなうことも可能になった。2017年度に100社の導入を目指す。

フィンテック業界のうち、国際送金など一部の事業者においては個人番号(マイナンバー)の取得が必須となっている。「TRUST DOCK」では、APIで送付する身元確認書類に加え、個人番号書類を同時に送付することにより、番号法に準拠した個人番号取得業務をおこなうことが可能。個人番号取得業務における安全管理措置にも対応し、フィンテック事業者が自社で環境を構築するコストよりも安価に業務を委託できるようになる。
今回のトランスファーワイズ・ジャパンとの提携は、「身分証確認業務」と「個人番号取得業務」を範囲として、2017年秋頃の業務開始を目指す。