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デジタルガレージと東京短資、フィンテック分野における協業で提携

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株式会社デジタルガレージ(本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁)と東京短資株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:柳田 友一郎)は、フィンテック分野におけるブロックチェーン、AI(人工知能)を活用した新たな金融事業の創出に向け提携したことを発表した。

DGはオープンイノベーション型の研究開発組織「DG Lab」を通じ、投資先企業などと連携した事業開発に取り組んでいる。東京短資は、100年以上に亘って銀行間取引市場・オープン市場において主として仲介・媒介業務に取り組んできた金融機関となる。短期資金市場、債券市場、CP市場の他、グループ会社を通じて外国為替市場、金利・株式デリバティブ市場等、幅広く市場に携わってきた。両社は今回の協業を通じ、DG Labの研究開発を手がけるブロックチェーンとAI(人工知能)における最先端技術と、東京短資の金融市場ノウハウを組み合わせることで、新たなフィンテック事業の創出を目指していく。

今回の提携にあわせて、東京短資は、DGと株式会社大和証券グループ本社(本社:東京都千代田区、執行役社長:中田 誠司)が合弁で設立した株式会社DG Daiwa Venturesが運営する次世代技術を有するスタートアップ企業を対象とした投資ファンド「DG Lab1号投資事業有限責任組合」(通称:DG Labファンド)に出資した。DGと共にDG Labファンドの投資先との連携を開始する手始めとしてDGと東京短資は、DG Labファンドの投資先である、ブロックチェーン技術の開発を手がけるBlockstream社(本社:カナダ・モントリオール、CEO:Adam Back)と共同で、ブロックチェーンベースの地域通貨の発行・流通や、仮想通貨OTC市場への事業展開を推進する。本共同開発のために、東京短資のエンジニアがDG Labに参加する。

またDGと東京短資は、「DG Lab」が2017年10月にBlockstream社のオープンプラットフォーム技術を利用し開発した、ブロックチェーン上で独自仮想通貨を発行できる汎用フレームワーク「DG Lab DVEP™(Digital Value Exchange Platform)」を活用し、新規事業開発も推進していく。東京短資が有する国内外の金融機関ネットワークと連携し、仮想通貨やポイントの発行・交換の導入事業者を各地域に広げ、市場を牽引していく。