DACとの協業により、NTTドコモのインバウンド向け新サービスが提供開始
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長COO：島田雅也、以下 DAC）は、同社が開発を支援した、株式会社NTTドコモ（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：吉澤和弘、以下 NTTドコモ）のインバウンド向けプリペイドSIMサービス「Japan Welcome SIM™」(※1)の提供が開始されることを発表した。
DACは、本サービスのシステム開発支援、広告商品の設計とともに、販売支援も行う。
（※1）「Japan Welcome SIM™」は株式会社NTTドコモの商標。
DACは、メディアレップとしての広告商品設計・販売における知見に加え、アドテクノロジー分野での実績と技術力により、NTTドコモの新サービスにおいて同社と協業を行うに至った。
NTTドコモが提供する「Japan Welcome SIM™」は、訪日間近のユーザーが訪日前に専用サイトで申込みの上、訪日後に空港内の施設等にてSIMカード（※2）を受け取り、ドコモの通信ネットワークを15日間利用できるサービスである。
専用サイトにおいて、訪日前に自国で広告動画を見たりアンケートに回答したりすることで、それらに応じた高速データ通信量をチャージし、来日時にSIMカードを利用してそのデータ分を使用することができる（※3）。
DACはこのプリペイドSIMサービスの開発を支援するとともに、「Japan Welcome SIM™」専用サイトの広告商品設計を行った。これにより、訪日前や訪日中の外国人ユーザーに対して、インバウンド向け商品を訴求する広告サービスを実現した。動画広告視聴やアンケート回答のステップを設けることで、訴求商品・サービスの認知度や理解度を調査することができ、オプションとして5ヶ国語への翻訳や動画制作も提供予定である。
（※2）SIMカードとは、GSMやW-CDMAなどの方式の携帯電話で使われている、加入者を特定するためのID番号が記録されたICカード。
（※3）料金プランは、無料のプラン０、有料のプラン1000／プラン1700の３つのプランを提供する。プラン０は、訪日前に、自国で対象の広告動画等を見れば15日間無料で、128Kbpsのデータ通信が利用可能となる。なお、プラン０は、2017年10月頃の提供を予定している。