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アイマトリックス、FileZenと無害化連携ソリューションの提供を開始

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アイマトリックス株式会社(本社:神奈川県川崎市 代表取締役社長:小島美津夫)は、アイマトリックスの統合型ゲートウェイセキュリティー製品『マトリックスゲート』と安全なファイル受渡しを実現する専用アプライアンス『FileZen』の技術連携の検証を完了し、ネットワーク分離環境におけるセキュアなファイル転送を実現する無害化連携ソリューションの提供を開始したことを発表した。

今回の技術連携は、ソリューションプロバイダーであるテクマトリックス株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:由利孝)が推進する『メール自動無害化パッケージソリューション』のニーズと合致し、『マトリックスゲート』は同ソリューション上でも『FileZen』と連携し、サービス提供が可能となった。
同社とは今後、戦略的パートナーとして共に販路拡大を目指していくと述べている。

標的型攻撃などによる情報漏洩などのセキュリティー対策として自治体を中心に採用が広がる「ネットワーク分離」。
総務省では自治体情報システム強靭性向上モデルの中で「インターネット非接続系(LGWAN)」と「インターネット接続系」に環境分離をすることを提唱しており、今回のモデルは、FISC(金融情報システムセンター)やIPA(情報処理推進機構)のガイドラインでも提唱され、金融系企業や社会インフラ系企業、教育委員会やなどでも採用が始まっており、今後の動向が注目されている。

『マトリックスゲート』は、ネットワーク分離において2系統配送を実現するメール無害化機能と、オリジナルメールをアーカイブする「簡易アーカイブ機能」を搭載しており、標的型攻撃による被害の原因になりやすいメールの添付ファイルを、LGWAN内に配送せずにアーカイブ画面から参照する環境を提供している。

しかしこれまでの導入実績において、運用面での課題の一つが「ファイルの受け渡し」です。ネットワーク分離という環境においても、管理者やユーザーが、運用上負担なく安全にメールの添付ファイルを扱える環境を整えることが重要となる。

『マトリックスゲート』は、受信したメールのオリジナルメールを簡易アーカイブに一旦保存し、『FileZen』との連携によって、ユーザーがアーカイブ画面よりメールを参照し、添付ファイルのダウンロードを要求すると、自動的に『FileZen』に添付ファイルがアップロードされ、ユーザーは『FileZen』を介して添付ファイルをダウンロードするためセキュアなファイル受け渡しを効率的に実現する。