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キャノンITS、サイバネットシステムと販売代理店契約を締結

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キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:神森晶久)は、サイバネットシステム株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:田中邦明)との間で、ビッグデータ可視化ツールの販売代理店契約を締結した。

製造業においては昨今注目される「IoT」として、生産設備を制御するPLC(プログラマブル ロジック コントローラ)や設備状態を把握するためのセンサーなど、生産現場のさまざまなデバイスからデータを収集、活用し、新たな価値の創出を目指すニーズが高まっており、キヤノンITS はこれまでFAトータルソリューションとして仏シュナイダー エレクトリック社の「Wonderware」を提供している。
産業オートメーション向けソリューション分野では長年に渡り蓄積した豊富な経験と高度なノウハウがあり、操業現場の監視制御を行う「Wonderware InTouch(インタッチ)」をはじめとして、操業時系列データを高速に蓄積できるデータベース「Wonderware Historian(ヒストリアン)」や、そうしたデータを活用するための産業向けBIツール「Wonderware Intelligence(インテリジェンス)」などを組み合わせ、操業現場で発生する大容量データの蓄積・活用ニーズに応えてきた。

蓄積した膨大なデータの活用はまだ限定的で、より一層の効果的な活用が課題となっており、国内ビッグデータ市場規模は年平均成長率25.0%で拡大している一方で、ビッグデータを分析する「データサイエンティスト」と呼ばれる専門家不足が顕在化し、課題となっている。

キヤノンITSはこのような課題の解決を支援するため、産業オートメーション向けトータルソリューション「Wonderware」にビッグデータ可視化ツール「BIGDAT@Viewer」を連携している。
これにより、統計解析や多変量解析の高度な専門知識がない人でも、簡単な操作でビッグデータを可視化することができ、生産ラインにおける問題の早期原因究明の手助けや、集積したデータから効率化手法を導き出し、生産性の向上を支援するソリューションを提供することも可能となる。

キヤノンITSが提供する産業オートメーション向けトータルソリューション「Wonderware(ワンダーウェア)」で収集、蓄積した産業用ビッグデータを活用するツールとして、サイバネットシステムのビッグデータ可視化ツール「BIGDAT@Viewer(ビッグデータビューア)」の提供を4月下旬より開始する。