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チカク、野村ホールディングスのCVCファンドなどを引受先とし1.2億円の第三者割当増資を実施

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株式会社チカク(所在地:東京都渋谷区、代表取締役兼共同創業者:梶原健司)は、野村ホールディングス株式会社のコーポレート・ベンチャーキャピタルファンド(名称:野村インキュベーション投資事業有限責任組合)や既存株主であるインキュベイトファンドを引受先とした第三者割当増資を行い、新たに1.2億円を調達したことを発表した。
これにより、累計の調達総額は4.1億円となる。

チカクは、野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長 グループCEO 永井浩二)が主催する、スタートアップと連携して社会課題の解決をはかるアクセラレータープログラム「VOYAGER」の第一期において、野村證券株式会社(所在地:東京都千代田区、代表執行役社長:森田敏夫)のシニア顧客向けのサービスとして採択された。これは「シニア・ファースト」をミッションとするチカクのプロダクトづくりと、顧客の生涯に寄り添うことを目指し、顧客のステージに合わせて様々なサービスを提供したいという野村證券の目指す世界観が合致したことによるものとなる。

「VOYAGER」採択以降、チカクは野村證券の支店も巻き込んで、野村證券のシニア顧客を対象としたテストマーケティングを行ってきた。野村證券にとっては金融商品のみを接点とした顧客とのつながりに加えて、家族とのコミュニケーションという新しい価値を顧客に提案することが可能となった。またチカクにとっては、野村證券の支店およびその顧客と共に、実地でのリサーチやテストマーケティングを行うことができたほか、大企業とスタートアップがイノベーションに取り組み、成果をあげるための知見を習得することができた。

<株式会社チカクについて>
株式会社チカクは「シニア・ファースト」を掲げ、今までテクノロジーの恩恵から取り残されてきたシニア世代を巻き込んで、世界中の家族の幸福度を上げることを目指すIoTスタートアップとなる。VR、AI、ソフトウェア工学の博士号を持つ開発陣を揃え、ハードウェアからソフトウェアまで一気通貫して実装できるチカクの高い技術力と、クラウドファンディングで早期に目標を達成しその後も順調にユーザー数を伸ばしてきた事業ポテンシャルの高さ、そしてこれまで取り残されてきたシニア層とのコミュニケーション活性化という社会性が評価され、NEDOの助成事業として採択されている。
同社の第一弾プロダクトとして、スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信し、テレビの大画面とスピーカーを通してインターネットやスマートフォンの利用が苦手なシニア世代でも孫と一緒に暮らしているかのような疑似体験ができる「まごチャンネル」を開発、販売している。