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愛知県犬山市とトラストバンク、ふるさと納税を活用した新事業を開始

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愛知県犬山市(所在地:愛知県犬山市、市長:山田拓郎、以下「犬山市」)と日本最大級のふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』を企画・運営する、株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区、代表取締役:須永珠代、以下「トラストバンク」)は、10月2日からふるさと納税の制度を活用した、使途を明確にして資金調達をする「ガバメントクラウドファンディング」を開始したことを発表した。調達した資金は、東之宮古墳の史跡公園整備のために使われる。

本事業の寄附金は、「ふるさとチョイス」のサイト上で集める。目標金額は500万円に設定され、期間は2017年10月2日~2017年12月26日の86日間で行われる(注)。

3世紀に造られた東日本最古級の前方後方墳である東之宮古墳は、国史跡に指定され、三角縁神獣鏡をはじめとする豊富な副葬品は国の重要文化財に指定されている。本プロジェクトでは、この東之宮古墳を恒久的に保護し、正しく未来に伝え、より多くの方に古墳を見学してもらうために史跡公園整備を計画している。

今年4月、総務省よりお礼の品に関する通達が出されたことで、寄附金の使い道に対する関心が高まり、自治体には、ふるさと納税の趣旨や目的に沿った制度運用が求められている。これにより、ふるさと納税の市場は、「モノ」から「コト」(「お礼の品」から「寄附金の使い道」)にシフトしていくと予測されている。

同社は、自治体が寄附金を集めるために、寄附金の使途を明確にすることが重要であると考えており、それに伴い、ふるさと納税の制度を活用したクラウドファンディング「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」によるプロジェクトの立ち上げが一般化されることが想定されることで、寄附者にとって寄附金の使途から、応援したい自治体を選べる機会が増えると期待している。

トラストバンクは今後も、本事業を通じて、ふるさと納税制度の趣旨や目的に沿った制度運用に注力するとともに、自治体が抱える課題や取り組みを積極的に支援することで、持続可能な社会の実現に貢献していく。

(注)募集期間は、延長の場合がある。