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キヤノンマーケティングジャパン、Z-Works社と資本業務提携を締結

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キヤノンマーケティングジャパン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:坂田正弘)は、株式会社Z-Works(本社:東京都新宿区、代表取締役共同経営者:小川誠、同:髙橋達也)と資本業務提携を行い、IoTを活用した介護支援ビジネスを本格展開すると発表した。キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、株式会社Z-Worksと共同で非接触センサーにより入居者の状態を検知する「居室見守り介護支援システム」を開発した。今後、本事例のノウハウを活かし人手不足が深刻化する介護施設の業務の効率化とサービス向上を実現する介護支援ソリューションを積極的に展開していく。

本システムは、非接触の心拍センサー、ドアセンサー、モーションセンサーによりベッド上の入居者の心拍や呼吸数、居室内での人の動き等を検出し、クラウド側の行動翻訳エンジンにより各センサー情報を解析する。介護職員は居室内での入居者の状態変化をPCやタブレット端末等で常時確認することができ、問題発生時にはアラート通知により素早い判断や対応が可能となる。これにより介護職員の巡視業務の負荷を軽減し、生産性の向上を図ることにより介助が必要な人への介護ケアの時間にあてることで入居者へのサービス向上を実現する。また、本システムは、基本的にセンサーの設置工事は不要であることに加えクラウドサービスでの提供となるため、既存の設備を入れ替えることなく安価に導入することが可能である。

キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、今回の出資に伴い本年7月に介護支援専門部門を組織化し、中堅・中小企業を対象に販売展開を行うキヤノンシステムアンドサポート株式会社や大手企業を対象とする直販部門が本システムを拡販していく。