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プラスチックの代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」を開発・製造・販売するTBM、横浜青年会議所と基本合意を締結

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石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用せず紙の代替や石油由来原料の使用量を抑えてプラスチックの代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」を開発・製造・販売する株式会社TBM(本社:東京都中央区、代表取締役:山﨑敦義、以下TBM)は、2015年ニューヨーク国連本部において「国連持続可能な開発サミット」が開催され、150を超える加盟国首脳の参加のもと採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に含まれる開発目標(以下「SDGs」)を達成するため、一般社団法人横浜青年会議所(以下横浜青年会議所)と7月24日に基本合意を締結し、「LIMEXを用いた循環型社会課題解決プログラム AQUACTION!」を開始することを発表した。

TBM は、2015年に経済産業省の補助金を受け、新素材LIMEXを生産する第1号プラント(宮城県白石市)を完成。 2017年にスタンフォード大学で開催された日米イノベーションアワードにおいて、「イノベーション・ショーケース」を受賞。凸版印刷をはじめ大手事業会社とLIMEX製品の実用化に向けて共同開発等のパートナーシップを進めながら、SDGsを通した持続可能な社会の目標達成に向け、水資源・森林資源・石油資源の削減に資するLIMEXの省エネ技術の向上を図ってきた。

一方、横浜青年会議所は、1951年の創設以来、横浜のまちづくりの中心的な役割を担いながら、世界とのネットワークを持ち、「共振」を通して「想いをつなげるまち横浜」の実現に向けて活動している。また、2020年に開催される第JCI世界会議の誘致に向けて、他の地域では生まれることのない新たな価値を創出し、本会議をグローバルな競争力を押し上げる契機として捉え、横浜のまちづくりにイノベーションを起こす具体的な行動を検討してきた。

今回の発表の背景としては、SDGsを通した持続可能な社会の目標達成に向け、2020年JCI世界会議の誘致及び横浜のまちづくりにおいて革新的な環境に関する取り組みを企画し、協同的なパートナーシップの下、循環型社会課題解決プログラムを実行していく考えが両社一致し、7月24日に基本合意を締結したことによるものである。

TBMは、横浜青年会議所の横浜のまちづくりに関する活動において、水資源・森林資源・石油資源の削減に資する環境・リサイクル・省エネ技術を活用した企画を支援し、LIMEX製品を提供する。「LIMEXを用いた循環型社会課題解決プログラム AQUACTION!」の詳細については、8月21日に開催する記者会見及び8月25日の横浜経済人会議にて説明される。