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メディカル・データ・ビジョン

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医療情報のネットワーク化を推進するメディカル・データ・ビジョン株式会社(東証1部 本社:東京都千代田区 代表取締役社長:岩崎 博之)は、OTC医薬品・H&BC(ヘルスアンドビューティケア)製品(※)の製造販売(注)を主な業務とするMDVコンシューマー・ヘルスケア株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:本多 功征 以下、MDVCH)を2017年2月1日付けで設立すると発表した。

(注)製造販売とは、「その製造(他に委託して製造をする場合を含み、他から委託を受けて製造をする場合を除く。以下「製造等」という。)をし、又は輸入をした医薬品(原薬たる医薬品を除く。)、医薬部外品、化粧品、医療機器若しくは再生医療等製品を、それぞれ販売し、貸与し、若しくは授与し、または医療機器プログラム(医療機器のうちプログラムであるものをいう。以下に同じ。)を電気通信回線を通じて提供することをいう。」(医薬品医療機器等法第2条第13)と定義されているが、 MDVCHにおいては、工場や研究機関などを独自に保有して商品の製造販売をすることはない。

【子会社設立の経緯と目的】
メディカル・データ・ビジョンは、創業より「医療ビッグデータ活用を推進し、患者メリット創出に貢献する」を理念に事業を進めている。この度設立するMDVCHは、メディカル・データ・ビジョンが独自に保有する大規模診療データベースから本質的な生活者ニーズを読み取り、それに即したOTC医薬品・H&BC製品を製造販売する。

OTC医薬品やH&BC製品分野においては、物販データやアンケートなどから生活者ニーズの汲み取りを試みているが、この手法では情報バイアスや購買者と使用者のギャップが発生するという課題が残る。その結果として、困っている生活者に対して、適切な商品が届けられていない事例が見受けられる。
一方、メディカル・データ・ビジョンが独自に保有するMDV大規模診療データベースでは、特定の疾患における患者の数、性年代、併病状況、処方状況などが経年で明らかになるため、本質的なニーズを汲み取った、生活者視点に立った商品を生活者へ提供することが可能となるという。

医療ビッグデータ分析のノウハウを保有するMDVCHが製造販売を行うことで、その時々に必要とされている商品をスピーディに市場展開していく。なお、主にドラックストアを通じた販売を計画しているとのこと。