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サイバーセキュリティに特化した仮想通貨プロジェクト『Jupiter(ジュピター)』インタビュー第四弾 伊藤秀俊氏(投資銀行ファウンダー)がエグゼクティブアドバイザーとして参画!

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『Jupiter(ジュピター)』伊藤秀俊氏 インタビュー サムネイル画像

先般VentureTimesでは、サイバーセキュリティに特化した仮想通貨プロジェクト『Jupiter(ジュピター)』の代表である松田学氏(元衆議院議員、現東京大学客員教授)販売戦略担当の風間善樹氏(東京エレクトロン元副社長、現・産業活性化研究所代表)、M&A担当の植木秀憲氏(マナビバ代表取締役)に独占取材を敢行した。いずれも、当プロジェクトへの熱い想いが語られ大きな反響を呼んだ。

今回はその第四弾として、『Jupiter』プロジェクトでエグゼクティブアドバイザーを務める伊藤秀俊氏(元ヘッジファンドアドバイザー)にインタビューする機会を得た。伊藤氏は国際金融の領域、ヘッジファンド、プライベートエクイティ、コーポレートベンチャーキャピタル業務では豊富な実績を有するほか、早稲田大学経営大学院客員教授(MBAコース)として教鞭を取るなど、まさに産学両面で活躍してきた人物。そんな伊藤氏が、『Jupiter』プロジェクトでどんな役割を期待されているのか、暗号通貨の現状と未来、さらには『Jupiter』プロジェクトの可能性をどう捉えているのかを聞いた。

伊藤秀俊氏
SIPL社長
経済同友会会員 Stanford Bitcoin Club メンバー
元ヘッジファンド アドバイザー(ニューヨーク証券取引所上場)
元プライベートエクイティ シニアアドバイザー(米国)
元早稲田大学経営大学院客員教授
元東証一部IT企業副社長

『Jupiter(ジュピター)』伊藤秀俊氏 インタビュー 画像-1

伊藤秀俊氏にインタビュー プロジェクトにおける役割を語る!

2018年4月12日、『Jupiter』プロジェクトの事業構想や今後の展開に関する説明会が都内で行われた。プロジェクトの主要メンバーを代表して登壇したのは、プロジェクトリーダーの松田学氏とエグゼクティブアドバイザーの伊藤秀俊氏の二名。伊藤氏が、当プロジェクトでいかに重要な役割を担っているかが容易に理解できる。

席上、伊藤氏が語ったのは『Jupiter』プロジェクトにおける自らの役割。今回のインタビューでも、まずはその点から掘り下げて聞いてみた。

「人的要因に着目し、AI(人口知能)を活用した内部管理システムを構築することで、サイバーセキュリティの新システムを完成させたら、日本だけでなく各国でその技術が必要になるでしょう。私自身、最近は海外国家プロジェクトとして位置付けられているインフラストラクチャー事業投資やアプリケーション開発に従事しておりますが、その中にも暗号通貨活用に積極的な国、地域、業種、新規事業があります。そうした海外事業においても、ICO以降は、中長期で『Jupiter』を採用・普及できるよう働きかけていきたいです。例えば、ある新興国では国家戦略として観光立国を目指しており、暗号通貨のユースケースとしてインバウンド観光客、地域住民に対する融資、決済を検討しています。サイバーセキュリティに強みを持つ『Jupiter』には適した事業領域です。今後そうしたプロジェクトでもユースケースが増加して行くことが予見されます。日本国内の資金決済法、金融商品取引法に準拠するだけでなく、G20や新興国の規制と金融監督庁の動きを精査しながら、実施可能性を高めることができればと考えています。」

もちろん、東証一部上場企業で副社長などを歴任してきた伊藤氏には豊富な知見・知識に基づく経営課題へのアドバイスも期待されている。また、国際展開を目指す『Jupiter』プロジェクトにとっては、国際金融のメッカであるニューヨークだけでなく、ロンドンの欧州年金ファンド、ドバイの中近東投資銀行等と築いてきた人脈やノウハウが将来的に貴重な戦力となることは間違いない。
「私の会社ではビジネスパートナーと共に、世界一のIT先進国であるエストニアでの取引所設立も計画しています『Jupiter』プロジェクトが、世界戦略を推進するフェーズを迎えた際には、さまざまな接点を模索していける気がしています」

そんな伊藤氏が、そもそも暗号通貨に着目したきっかけは何であったのだろう。メイン領域とされている国際金融業務と共通性があるのかが気になった。
「母校のStanfordのあるシリコンバレーでも暗号通貨での起業、ベンチャーキャピタル、エンジェルの活動が非常に活発です。学生や卒業生の間でもStanford Bitcoin Club等の研究会があり、私も最先端の暗号通貨関連の研究論文や特許を勉強する機会がありました。

最初にビットコインが実装したブロックチェーンはIT的にデータ構造や暗号理論からみると20年前以上のアーキテクチャーに立脚しており、結構古いなという印象です。コンピューターサイエンスでも離散数学は日々進化しており、フィンテックというバズワードでくくられたITに立脚した金融という観点でも、さらなるイノベーションにより今後はより便利な機能、性能が具備されて行くでしょう。

個人投資家の視点からは投機的な面白さもありますが、逆に業界としては成長期に入ったばかりで、国ごとの規制もばらばらで当局のガイドラインも未整備な点も散見されます。国際金融の業界と異なるのは、現時点では資金全体の規模が小さく、流動性の低さとトランザクションの少なさがあり、適用できる投資科学的手法にも限りがあります。せいぜいファンダメンタルやテクニカル分析程度で、取引所間のアービトラージュ、強化学習の応用なども未だ試行錯誤の状況です。

規制のない中で自己取引をしている可能性も高く、そうした研究論文も出ています。今後は、先物取引やETFを通じて本格的に機関投資家や世界的な投資家が参入してくると予想しています。そうしますと、価格推移や年末に向けた予測もこれまでとは異なってくるでしょう。今や人口知能がトレーディングをして競争相手も別の人口知能となっている現在の資産運用では、金融業界でもITやAIの知見、実装技術が競争優位性の確保には必須です」

その意味では、違和感は全くなかったようだ。むしろ、いずれもフィンテックという切り口からすれば、伊藤氏が暗号通貨に興味を持つようになったのは自然の流れであったのかもしれない。

『Jupiter(ジュピター)』伊藤秀俊氏 インタビュー 画像-2

暗号通貨の事業は、国際的な視点で見ないといけない

ならば、伊藤氏は暗号通貨の現状と未来をどう捉えているのだろうか。
「暗号通貨全体の規模はまだほんのわずか。各国の規制や取引所の人的ミスが起ころうとまだイノベーションが先だという状態。G20でも規制をしすぎるには時期尚早という見解。

ただ、国際金融の業務から見るとから、オペレーションリスク、リーガルリスクを抱えています。国際的にも法制度が整っていません。もちろん、セキュリティもいい加減。どこの国でも取引所が色々な事故に巻き込まれています。まあ、本格的な成長期の前の過渡期なのでしょうね。特に日本は、投機目的の個人投資家がほとんど。雑所得が昨年末に発表されて多額の税金も取られるし、取引所も問題を起こすとあってどんどん投機熱は2018年に入って冷えてきています。

世界はどうかといえば、国ごとに対応が全く違います。フランス、ドイツは前向きですし、オランダ、スウェーデン、カナダなどは国家の暗号通貨発行を視野に、法整備や様々な調査をしています。
中国政府は海外の暗号通貨やCIOマイニングは全て禁止していますが、実は、暗号通貨関連の研究開発に関しては特許の出願数も取得数も2位のアメリカに比較するとダントツです。人民銀行も中心となり、全ての業種で適用を検討するなど、今や世界トップレベルの研究開発を進めている様子です。すでに欧州ではIT先進国エストニアが暗号通貨業界の普及に意欲的ですし、投資家もスイスに集結しています。

またバイナンスが移転を発表したマルタ共和国は、政権が世界の暗号通貨業界のメッカになろうと本気で法整備に取り組んでいます。私が言いたいのは、暗号通貨の事業をフィンテックとして捉えて、国際的な視点で見ないといけないということ。『Jupiter』プロジェクト日本発として開始していますが、ICO後は国際的な展開が必要になってきます。今後、セキュリテイや投資家保護が具備され、ETFや先物取引等を通じて世界的な機関投資家が参入してくるとすれば、暗号通貨のマーケットは大きく成長していると思いますよ」

暗号通貨の市場が膨らむ分、生き残り競争が激しくなるのは間違いない。『Jupiter』には可能性があるのかを最後に質問してみた。
「『Jupiter』は内部セキュリティの解決にフォーカスしています。またホワイトハッカーの育成にも注力します。これは、人的な要因がサイバーセキュリティでの問題になっている現在、必要不可欠なものですし世界的にもユニークな取り組みです。フィンテックの世界は今後さまざまな技術や人口知能の活用が急速に広がっていくことでしょうが、やはりセキュリティが担保されていないと危なくて困ります。そういう意味では、『Jupiter』は技術的に完成すれば、競合優位性、社会的意義の高いユースケースがある暗号通貨の一つだと言えるでしょう」

伊藤氏は、熾烈極まりない国際金融の世界で10年にわたり、アグレッシブな資産運用を通じて圧倒的なパフォーマンスを上げてきた。また2000億円規模の大型M&Aと事業再生、ターンアラウンド、ロールアップにも実績がある。マッキンゼーでは経営戦略を学び、その後、東証一部の大企業で副社長にも就任した。しかも、スタンフォード大学院では工学部の修士号も持っており、IBMの研究所に在籍した経験もあるなど先進技術を見極める能力にも長けている。その伊藤氏が『Jupiter』で実現させたいことは、ここには書ききることはできないだろう。その動向を今後も見守っていきたい。

ジュピター公式サイト:http://jupiter-ico.com/

インタビュー:ルンドクヴィスト ダン
執筆者:袖山俊夫

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