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人とテクノロジーが共存する時代へ!FGC共同代表 キングスリー・コバヤシ氏 インタビュー前編

Fintech Global Consultants Co-Founder Kingsley Kobayashi

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Kingsley Kobayashi FGC

ここ日本にいれば、優れた企業や優秀なビジネスマンに出会うことはさほど難しくない。しかし、事業に成功しながらその人生を人助けに捧げる事業家となると、どうだろうか?

ナイジェリアの小さな村で育ったキングスリー・コバヤシ氏は、貿易事業を経て日本へ辿り着き、六本木の一等地に事務所を構える先進気鋭の実業家だ。日本語も堪能で、飲食業から金融コンサルまで幅広い事業を手掛ける一方、数多くのチャリティ活動やアフリカ現地での人道支援活動に精を出す。

「持っているから与えるのではない。与えたいから与えるのだ。」

そう語るキングスリー氏は、金融・貿易・不動産・医療・飲食等を幅広く手掛け、間違いなく日本で最も成功している海外実業家の一人だろう。

今日のインタビューは、そんなキングスリー氏がこれまで辿った軌跡、祖国ナイジェリアへの想い、そして文化や価値観の違いはあれど常に他者を助けるというその想いに深く迫った。
地球の裏側から遥々この国へやって来た、東京を代表するビジネスマン、キングスリー・コバヤシ氏の見る世界をとくとご覧いただきたい。

様々な事業を手掛け、海外ビジネスマンの中で知らない人はいない

まず、キングスリー氏の生い立ちを簡単にご紹介させていただく。
氏は英国統治時代のナイジェリアに生まれ、幼い頃から村社会でたくさんの大人に囲まれて育った。独立心旺盛で勉学にも励み、1993年の大学在学中に Harry Kings International という貿易会社を設立。同社の代表として香港や台湾といったアジアの国々と貿易を進める中で、日本に辿り着いた。

日本に来たきっかけは?

キングスリー氏:
Harry Kings International でアジアの国々と貿易を行う中で、日本に来る機会がありました。もう20数年前ですね。しばらく日本に滞在する中で、人や文化が好きになって、ビジネスの機会もたくさんあると感じました。その後も何度も訪問する中で、この国に住むことになりました。
日本でもHarry Kings International の仕事を行い、1996年に本社を東京に移しました。今も六本木に本店を構えており、アジアやアフリカに支店を持ちます。

記者:なぜ日本を好きになられたのですか?

キングスリー氏:
もちろん、食べ物や自然が素晴らしいですが、日本に来て思ったことは、日本人はみんな謙虚で、自己規律のある人たちだということでした。格闘技がポピュラーな国ですが、かといって道で喧嘩をすることはありません。お互いを尊重し合うこの国の文化が良いなと思い、好きになりました。

記者:文化の違いは、大変ではなかったですか?

キングスリー氏:
最初は大変でした。当時は外国人も少なかったですし、黒人はもっと少なかったです。人種差別も少なからずありました。しかし私はそれらを無視できました。弱みを強みとして使いました。
日本人は働き者にはオープンでした。私はとてもたくさん働き、日本人はそれに心を開いてくれました。日本は勤勉な人ほど受け入れられる国だと思いました。どの国から来ようが、自ら考え、よく働けば、日本で受け入れられます。「やる前に考え、やりながらも考える」こういったことは、日本で最初に学んだことの一つです。自分がなにをやりたいのか、どのようにそれを達成するのか、そのビジョンと強さを与えてくれたのが日本でした。

KingsleyKobayashi FGC

教会の無料教室で日本語を学ぶ

言語の壁は高かったのではないかと思うところだが、キングスリー氏にとってはそうでもなかったようだ。教会で多くの日本人ボランティアに助けられたという思い出を語ってくれた。

キングスリー氏:
言葉は興味を持てば身につけられます。顔を見て一生懸命話せば相手は分かってくれます。もちろん、最初は英語半分日本語半分という状態で分からないことも多かったですが、私は恵まれてもいました。四谷にある聖イグナチオ教会で、礼拝の後に無料の日本語教室があったのです。この教室にはたくさんの日本人ボランティアが来てくれて、私たち外国人はとても助けられました。今でも、聖イグナチオ教会でしていただいたことは素晴らしい体験として残っています。

聖イグナチオ教会

四谷にあるカトリック麹町聖イグナチオ教会

記者:商習慣の違いはありませんでしたか?

キングスリー氏:
違いはありましたが、習うより慣れろです。どの国に行っても、成功したければ、その国の文化を大切にしなければなりません。その国の文化やしきたりに対応できなければ、問題が生じます。日本で私が好きなことの一つは、この国はテクノロジーの面で大変な発展を遂げていますが、文化や伝統を忘れてはいません。毎年たくさんのお祭りがありますし、神社や仏閣が大切にされています。私はそういったものが大好きです。日本人は自分たちの歴史と文化を子どもたちにも教えています。これは美しいことであり、感銘を受けました。

コミュニケーションの場を創りたい

記者:キングスリーさんは人との関わりを大切にする方だと感じました。バーやレストランといった飲食店を経営されているのもそうした理由からですか?

キングスリー氏:
はい、コミュニケーションというのは一つの理由でした。私は人と話すのが好きで、独りでいるより仲間といたいと思います。1999年から飲食店の経営を始めたのは、そうした想いがきっかけでしたね。

記者:東京でたくさんのお店を経営されていると聞きます。何店舗あるのですか?

キングスリー氏:それは秘密です(笑)

Golden Ball Cafe

インタビュアー
Light Sudo
Dan Lundqvist