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2017年9月第5週のIPO・株式上場まとめ:ロードスターキャピタル株式会社のIPO概要

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ロードスターキャピタル株式会社のIPO概要

上場日:2017年9月28日
会社名:ロードスターキャピタル株式会社(コード3482)
事業内容:オフィスビル等への不動産自己投資、不動産特化型クラウドファンディング他
市場:東証マザーズ市場
主幹事:みずほ証券
公募価格:1,820円(時価総額9,071百万円)
資金調達額1,346百万円
初値:2,501円(公募価格に対する騰落率37.42%)
初値時価総額:12,465百万円

上位株主
・Renren Lianhe Holdings 46.47%
・岩野達志(社長) 20.01%
・森田泰弘(副社長) 18.12%
・中川由紀子(取締役) 5.56%
・久保直之 2.05%

業績推移
【2014/12期】売上高756百万円、経常利益201百万円、当期純利益122百万円
【2015/12期】売上高2,992百万円、経常利益688百万円、当期純利益442百万円
【2016/12期】売上高4,659百万円、経常利益703百万円、当期純利益468百万円
【2017/12期(予想)】売上高6,634百万円、経常利益1,122百万円、当期純利益720百万円
※15/12期より連結

事業内容詳細

・同社はオフィスビル等への不動産への自己投資を行う企業である。主に中規模オフィルビルへの投資を得意としている一方、不動産特化型クラウドファンディング事業も手掛けており、不動産市場に対し個人資金導入も手掛けている。ただし売上の殆どは自己資金での不動産投資事業から計上されている。

・岩野社長はゴールドマン・サックス・リアリティ・ジャパンを経て、同社を設立。業界において不動産投資のプロとして知られた存在。岩野社長を始め、不動産投資に精通した人材が社内に多く存在し、自己資金による不動産投資を行っている。

業績について

・良好な不動産市況を背景に業績は右肩上がり。14/12期売上高7.5億円、経常利益2億円であったが17/12期(予想)は売上高66億円、経常利益11億円にまで急成長を遂げている。17/12期で経常利益では初の10億円を突破の計画である。

・17/12期については、上期時点で売上高33億円、経常利益7億円を達成。物件の売却も順調に進んでおり、通期計画の達成に会社側は自信を有している。

株主について

・中国のIT企業であるRenren Lianhe Holdingsが株主シェア46.47%の筆頭株主。

・岩野社長(株主シェア20.01%)、森田副社長(同18.12%)、中川取締役(同5.56%)の役員株主3名の株主シェアは合計43.69%。

・カカクコムが第7位株主(株主シェア1.20%)として存在。

・VC始め金融機関の株主は存在していない。

IPOの結果

・主幹事はみずほ証券。

・公募価格1,820円で、17/12期予想EPS(1株当たり当期純利益)162.3円であり、予想PER11.2倍。

・上場初値は2,501円。予想PERは15.4倍、初値騰落率37.4%となった。