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LPixel、各種診断支援ソフトウェアの学習および性能改善に関する研究へ参画

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エルピクセル株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:島原佑基、以下「LPixel」)は、東京大学医学部附属病院を主任研究施設(研究責任者:林直人特任教授)とする「各種診断支援ソフトウェアの学習および性能改善に関する研究(多施設共同研究)」に参画することを発表した。本共同研究への参画により、LPixelが研究開発を進める医療画像診断支援ソフトウェアのさらなる精度向上が期待される。

診断支援ソフトウェアの研究開発には質・量ともに十分なデータが重要である。そこで、本共同研究では、主任研究施設である東京大学医学部附属病院の診断支援ソフトウェア開発用の症例データベース(以下、CADデータベース)に蓄積されているデータを有効活用することで、診断支援ソフトウェアの研究開発を促進し、診断の効率・精度のさらなる向上を目指す。

本共同研究にてLPixelは、CADデータベースの少量のサンプルデータを活用し、医療画像診断支援ソフトウェア動作検証を行ったのち、東京大学病院内に設置する解析用のワークステーションにLPixel製ソフトウェアをインストールし、CADデータベースに蓄積された画像データを学習することで精度向上を図る。質・量ともに十分な画像データを有効活用することで研究開発を加速し、医療の発展に大きく寄与することが期待される。尚、LPixelは医療機器製造業(登録番号:13BZ201106)および第二種医療機器製造販売業(許可番号:13B2X10317)を取得している。また、国内だけでなく海外の医療機関との共同研究も進めており、今後も医療画像診断支援ソフトウェアの普及に向けた取り組みを加速させていく。

エルピクセル株式会社は、ライフサイエンス領域の画像解析に強みを持つ東京大学発のベンチャー企業。医療・製薬・農業などのライフサイエンス領域に対して画像解析技術とりわけ人工知能技術を応用することで、高精度のソフトウエアを開発してきました。現在、国立がん研究センターをはじめ複数の医療機関と連携し、人工知能を活用した医療画像診断支援の研究開発を進めている。