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慶應大発AIベンチャーのSENSY社(旧カラフルボード)「感性解析」を専門に行う人工知能研究所「SAILS」設立

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SENSY株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役CEO:渡辺 祐樹 以下、SENSY社)は、ディープラーニング技術を用いて「感性解析」を専門に行う人工知能研究所「SAILS」を設立し、千葉大学准教授の岡本 卓氏を当社取締役CRO(最高研究責任者)兼 研究所代表として招聘した事を発表した。
また併せて、社名を旧社名「カラフル・ボード株式会社」からSENSY株式会社に変更したことを発表した。

■研究所概要

「SAILS」(SENSY AI Laboratories、呼称:セイルズ)では、様々なライフスタイルにおけるヒトの「感性解析」に特化した、独自のディープラーニング技術の研究開発を行う。研究対象データは画像、自然言語、音声、生体データなど多岐に渡り、多様なデータの組合せからヒトの感性をパーソナルに解析する。

また、今回の研究所設立に伴い、AI関連分野の研究者採用をより強化し、2020年までに30名規模の研究所を目指す。以前より技術顧問として同社の研究開発支援の慶應義塾大学の相吉英太郎名誉教授、東京工業大学の奥村学教授は、引き続き同研究所の技術顧問として技術支援をしていく事となる。

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以下、SENSY社より引用

■岡本 卓氏の略歴・コメント

慶應義塾大学大学院理工学研究科 基礎理工学専攻 博士課程修了。博士(工学)。2017年9月まで、千葉大学大学院工学研究科准教授として、システム工学、最適化理論、ソフトコンピューティング、計算知能、複雑系に関する研究に従事し、電気学会優秀論文発表賞 (A賞)、計測自動制御学会論文賞・友田賞、第25回インテリジェント・システム・シンポジウム 優秀論文賞 (FAN2015)など受賞歴多数。当社技術顧問を経て、この度取締役CROとして本格参画。

<コメント>
AI分野は、まさに日進月歩で研究と事業展開が進んでいる分野であり、その先端を走るSENSY社への期待は大変大きいと日々感じております。SENSYプラットフォームの発展に向けて研究開発を加速すると同時に、将来的にはその成果を社会還元できるような研究所の構築を目指して参りたいと考えております。

■代表取締役CEO渡辺のコメント(研究所設立の背景)

当社では2014年より、ユーザー一人ひとりの感性を解析するパーソナル人工知能「SENSY」の研究開発とサービスを提供して参りました。当初、ファッション業界からスタートしたサービスでしたが、三菱食品、三越伊勢丹ホールディングス、はるやま商事、TSIホールディングス、エイチ・アイ・エスなど多くの企業様をパートナーとして、事業領域をライフスタイル全般に拡大してまいりました。2017年4月には、8億円を超える資金調達も完了し、慶應義塾大学をはじめ多くの資本提携パートナーも迎え、積極的な事業投資ステージに入りました。そこで、今後の投資領域を「感性解析」にフォーカスし、ディープラーニング技術の更なる研究開発に精進致します。

■社名変更のお知らせ

当社は、2011年11月の創業時より「カラフル・ボード株式会社」として事業展開してまいりました。この度、第7期目を迎える2017年11月1日より、SENSYの人工知能事業に活動を集中すべく、社名を「SENSY株式会社」と変更致しました。

■パーソナル人工知能「SENSY」とは

ユーザーの「感性」を学習していく1人1台の人工知能。2014年11月にファッションアプリとして、リリースしました。現在では、マーケティング、需要予測、新商品開発、店舗接客、EC接客、カスタマーサービスなど幅広いソリューション群を展開。事業ドメインもファッションから食品、美容・健康食品、旅行など幅広いライフスタイルに拡大を続けています。

■SENSY株式会社 会社概要
社名 : SENSY株式会社
URL : https://www.sensy.ai/
所在地 : 東京都渋谷区神南1-12-16アジアビル5F
代表者 : 代表取締役CEO 渡辺祐樹
事業内容 : 人工知能開発事業
資本金 : 10億3,953万円 (資本剰余金含む)
設立 : 2011年11月