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SBIインベストメント、AIおよびブロックチェーン分野へ投資対象としたベンチャーキャピタルファンド設立

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SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝)の子会社で、ベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行う SBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉)は、AIおよびブロックチェーン分野の有望なベンチャー企業への投資を目的とした「SBI AI & Blockchainファンド」(名称:SBI AI & Blockchain投資事業有限責任組合)を新たに設立する事を発表した。

SBIインベストメントは2015年12月にFinTech分野の有望なベンチャー企業への投資を目的とした「FinTechファンド」(出資約束金総額:300億円)を業界に先駆けて設立した。ブロックチェーン等のFinTech関連分野の将来性に対する期待が高まるとともに、国内外で有望なベンチャー企業が想定以上に多数勃興したこと、さらにはSBIグループが培ってきたFinTech分野でのノウハウや知見も奏功し、FinTechファンドの投資活動は順調に進んでいる。現在、SBIホールディングス等からの投資も含めると、SBIグループ全体で61社(約320億円)へ投資している。

今回FinTechファンドの後継ファンドとして、FinTech分野を含む、AI、ブロックチェーン、さらにはこれら技術と関連の深いIoT、ロボティクス、シェアリングエコノミーといった分野も含めた、広義な意味でのAI、ブロックチェーン分野の有望なベンチャー企業への投資を目的として、同ファンドを設立することとなった。

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以下、SBIホールディングス社より引用

本ファンドは、2017年10月頃より組成を検討し、FinTechファンドの既存の出資者や海外を含めた金融機関・事業法人・機関投資家からの強い要望もあり、2018年1月より200億円規模で投資活動を開始することとなりました。
またその後、地方銀行や信用金庫等の地域金融機関や生損保会社、年金基金等の機関投資家からもさらに追加での出資を募り、早期に500億円規模まで拡大をする予定です。特に地域金融機関からの意向表明が相次いでおり28行の地域金融機関からご出資頂いたFinTechファンドの出資者の数を大きく上回る見込みです。

また、本ファンドにおいてはFinTechファンド同様、出資者と投資先企業とのオープンイノベーションを支援し、投資先企業のバリューアップを行うとともに、出資者による新技術の導入・活用を推進してまいります。SBIインベストメントはこのような取り組みを通じ、投資先企業及び出資者の提供するサービスの高度化を支援することで、新しい産業の成長・発展に貢献していきたいと考えております。

【ご参考:新ファンドの概要】
ファンド名
(登記上の名称) : SBI AI & Blockchainファンド
(SBI AI & Blockchain投資事業有限責任組合)
設立時期 : 2018年1月
運用期間 : 約10年
投資対象 : AIおよびブロックチェーン分野を中心とした有望なベンチャー企業
目標出資約束金総額 : 500億円