1. TOP>
  2. AI・人工知能
  3. オフィスナビ、不動産テックのリーウェイズとオフィス版AI解析システムを共同開発

オフィスナビ、不動産テックのリーウェイズとオフィス版AI解析システムを共同開発

  • feedy

オフィスナビ株式会社(所在地:東京都千代田区神田須田町1-12-3、代表取締役:金本 修幸、以下「オフィスナビ」)は、リーウェイズ株式会社(所在地:東京都渋谷区渋谷2-6-12、代表取締役:巻口 成憲、以下「リーウェイズ」)と、オフィスマーケットに関するAIデータ解析システム「オフィス版Gate. 」を共同開発および運営等の事業を共同で行うことを目的とした業務提携契約を締結した。「オフィス版Gate. 」は、2020年1月1日(水)より正式にサービス提供を開始する。

「オフィス版Gate.」は、不動産テック分野のリーディングカンパニーであるリーウェイズが開発し、多数の金融機関や不動産デベロッパーに導入されている不動産AIシステム「Gate.」をベースに、オフィスナビが保有する30万件以上の膨大なオフィス物件データを組み込んで再開発したものである。「オフィス版Gate.」は、指定駅・住所周辺の賃料水準がタイムリーに表示されるだけでなく、周辺事業者の業種構成や就業者人口など、オフィスマーケットの需給をより詳しく簡単に可視化できる不動産AIツールとして提供。

賃貸オフィス市場においては、市況動向について調査したい場合、複数の大手オフィス仲介業者が基準階100坪以上の大型ビルの空室状況等に基づき月次で提供するマーケットレポート等を比較しながら利用するのが通例で、全てのオフィス事業者が共通で活用できる客観的なデータが乏しい状況にあった。「オフィス版Gate.」では、マーケットレポートの調査によるカバーが難しい主要駅以外の物件や中小規模の物件も含めた動向について、調査したい時点において地図やグラフの視覚情報に落とし込んだ状態で理解することがワンクリックで可能になる。

賃貸オフィス検索サイト黎明期からの継続運営により蓄積した膨大なデータベースを保有するオフィスナビは、このたびの「不動産×テクノロジー」のリードカンパニーでありデータサイエンスの知見で不動産市場の基盤を支えるリーウェイズとの提携により、オフィスマーケットに関するデータの利便性を向上し、オフィス市場全体の発展に貢献したい考えだと言う。