ARISEanalytics「KDDIOpenInnovationFund3号AIFundProgram」の出資先である株式会社オプティマインドとの協業を開始
株式会社ARISE analytics（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長 家中 仁、以下 ARISE analytics）は、このたび、KDDIの投資プログラム「KDDI Open Innovation Fund 3号」の一つである、有望なAIベンチャー企業への出資を目的とした「AI Fund Program」の出資先であり、AIによる配送ルート最適化サービスを提供する株式会社オプティマインド（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長 松下 健、以下 オプティマインド）との協業を本格的に開始した。
オプティマインドは、2015年に創業した名古屋大学発、新進気鋭のスタートアップであり、「新しい世界を、技術で創る。」というビジョンの基、「世界のラストワンマイルを最適化する。」というミッションを掲げ、ラストワンマイルの配送事業者が直面する深刻なドライバー不足や労働環境の改善、および配送業務の効率化に取り組んでいる。
オプティマインドは、独自の配送ルート最適化AIを開発し、配送センターから個宅などへの配送ルートを最適化するクラウドサービス Loogia(ルージア)を提供。当該サービスにより、複雑な現場制約や条件を加味した配送計画作成時間の短縮や、最適な駐車位置を考慮した配送ルートの作成が可能となり、配送コストの削減を実現する。また、日本国内のみならず、海外への展開も視野にいれ、事業展開をしている。
配送ルート最適化クラウドサービス Loogia(ルージア)
このたびの出資を通じて、ARISE analyticsとオプティマインドは協業を進め、KDDIグループのさまざまなデータ(位置データ・IoTデータなど)を活用した分析モデルと、ルート最適化サービスを組み合わせることで、より高度な配送ソリューションの共創を目指す。
また、今後は、KDDIグループで取り組むMaaS領域においても連携を深め、オプティマインドとのシナジーを最大限発揮し、さらなる新たな価値を生み出していくと言う。
オプティマインドの代表取締役社長松下氏は今回の投資に関して、「今回の資本提携を通じ、KDDIが保有する人の移動・購買データおよびARISE analyticsが保有するデータ解析や予測技術と、弊社が保有するルート最適化アルゴリズムを組み合わせることで、『ルート最適化』を計画レベルから実行レベル、そして保証レベルへと進化させていく。予測とリアルタイム、計画と実行が密に連携し合うことで、今までにないレベルでのサービスを実現し、世界のあらゆるラストワンマイルの最適化をして参ります。」とコメントしている。