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「LocationAIPlatform™️」:消費者グループ毎の移動情報を解析して得た行動特性データの提供を開始

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位置情報データ活用プラットフォーム「 Location AI Platform™️ (ロケーションエーアイプラットフォーム) 」を開発・提供するクロスロケーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小尾一介、以下クロスロケーションズ)は、消費者グループ毎の移動情報を解析して得られた行動特性のデータ提供を開始した。これによりネットと実店舗の垣根をなくしたマーケティング活動を支援すると言う。

 

その最初の取り組みとして、TISインテックグループの株式会社TIS(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下 TIS)が提供するTIS Marketing Canvas の「データ統合・利活用プラットフォーム(ティーアイエスマーケティングキャンバスデータ統合・利活用プラットフォーム)」とソリューション連携を開始する。

背景とサービス概要

近年、人々の消費行動が多様化する中で、効果の高い販売促進活動ために、消費者のデモグラフィック情報(注1)だけでなく実世界における消費傾向や行動傾向を深掘りし、顧客の潜在的なニーズやライフスタイルを理解した上で最適な情報提供を行うことが求められている。

「 Location AI Platform™️ 」は、位置情報ビッグデータをAIで解析し、行動データに基づく商圏分析や適切な広告配信を実現するプラットフォームだが、今回、市場の要望にお応えする形で、各企業の持つ顧客データベースやCRMと連携が可能となった。これにより各企業の顧客グループ毎にLocation AI Platformが行動傾向を解析し、行動特性データの提供ができるようになる。

採用事例

会員情報データベースやCRMと連携させることで、様々な切り口からセグメントを作成し、セグメント単位でLocation AI Platformでの行動特性解析が実行される。解析の結果得られた行動傾向をサイコグラフィックス(注2)としてBIツールやCRMシステムへ反映。

初の取り組みとして、TIS Marketing Canvasの「 データ統合・利活用プラットフォーム」と組み合わせてマーケティング施策の高度化を推進する新サービスを提供する。ECサイトユーザーを消費傾向毎にグループの作成、Location AI Platformでの行動特性解析の実行、オフライン情報とオフラインの行動傾向を融合した分析(例えば「トートバッグ購入者群は、ゴルフなどのアウトドア活動が多い」等など)が可能になり、より顧客ニーズに沿ったマーケティング活動が可能になる。

今後の取り組み

ユーザーのニーズは今後ますます多様化し、様々なデータを融合し、顧客像をより立体的に理解することが必要となってきている。クロスロケーションズでは、Location AI Platform のAI解析エンジンを活用して顧客行動の統計的なサイコグラフィックデータを抽出し、様々な顧客データと連携が可能となる開発を行ってきた。今後もLocation AI Platformの機能を拡張して、生活者のライススタイルに沿ったマーケティング活動のサポート、新しいファンづくりの仕組みなどに貢献できるよう取り組んでいくと言う。

注1:人口統計学的属性。顧客データ分析の切り口のひとつで、性別・年齢・居住地域・収入・職業・学歴など。
注2:心理学的属性。ライフスタイル、行動、信念、価値観、個性、購買動機、あるいは商品使用程度によって顧客を分類するための基準。