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CBcloudシリーズBエクステンションラウンドの資金調達を完了

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ITを活用し運送業界における新たな価値の創出を目指すCBcloud(シービークラウド)株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:松本 隆一、以下「CBcloud」)は、2019年8月に行ったシリーズBラウンドの総額約12億3,900万円の資金調達に引き続き、JR東日本スタートアップ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:柴田 裕)、BORベンチャーファンド1号投資事業有限責任組合(運営会社:株式会社りゅうぎん総合研究所、本社:沖縄県那覇市、代表取締役社長:照屋 保)、株式会社沖縄タイムス社(本社:沖縄県那覇市、代表取締役社長:武富 和彦)3社を引受先とする第三者割当増資を実施し、シリーズBのエクステンションラウンドとなる資金調達を、2019年9月20日に完了した。なお、今回の調達により、2016年9月からの融資を含む累計調達額は、約20億円となった。

CBcloudは、2013年の設立以来、フリーランスドライバーと荷主を即時につなぐ配送マッチングプラットフォーム「PickGo」※1やAIやブロックチェーンを活用した動態管理システム「ichimana」※2の提供を通し、ラストワンマイル*3を担うフリーランスドライバーが直面する労働条件の改善と荷主の利便性の追求、およびITソリューションの提供による運送業界の効率化を促進し、社会インフラとしての運送網の強化に取り組んできた。また、CBcloudは、運送業界におけるモノのMaaS(Mobility as a Service)の提供を見据え、陸空海の各輸送手段を組み合わせ、荷主と最適な輸送手段を、ITを活用しシームレスかつ瞬時につなぐプラットフォームの構築を目指し、業界問わず多様な企業との事業面での連携を推進している。

この度の資金調達では、合計3社の新規引受先を通し資金調達を実施した。JR東日本スタートアップ株式会社からの出資については、JR東日本グループとの事業面での連携を視野に入れたものであり、鉄道を利用いただいたお客さまの手ぶら観光を推進する柔軟な物流サービスの開発に向け、協議を進めている。また、BORベンチャーファンド1号投資事業有限責任組合および株式会社沖縄タイムス社については、沖縄県内のスタートアップエコシステムにCBcloudが参画し地域経済の活性化に向け中長期的な連携を図ることを目的に、出資をいただいた。

この度調達した資金は、シリーズBラウンドと同様に、人材の獲得費用に充て組織体制の強化を図る。また、既存サービスのマーケティング施策および新サービスの開発費用にも充当し、長期的な成長にむけ強固な経営基盤の構築を目指すと言う。

CBcloudは、引き続き、ITの活用により運送業界における自動化・効率化を促進するとともに、運送業界の構造改革および全国の登録貨物自動車(一般+軽貨物)の94%を占める中小運送事業者に属するドライバーの労働環境の改善をはじめとした業界が抱える各種課題の解決に取り組んでいくと言う。

※ 1「PickGo」:フリーランスドライバーと荷主を即時につなぐ配送マッチングプラットフォーム。登録ドライバーは約15,000人(2019年10月15日時点)。業界最速となる約56秒でドライバーが見つかり、成約率も約99.2%と業界No1の実績を誇る。URL: https://pickgo.town
※ 2「ichimana」:AIやブロックチェーンを活用した動態管理システム。URL: https://ichimana.com
※ 3「ラストワンマイル」:物流におけるラストワンマイルとは、各地方にある最終的な配送拠点から、法人や一般家庭など荷受人に商品を受け渡すまでの区間を指す。

【 シリーズBエクステンションラウンド第三者割当増資の引受先 】

  • JR東日本スタートアップ株式会社
  • BORベンチャーファンド1号投資事業有限責任組合(運営会社:株式会社りゅうぎん総合研究所)
  • 株式会社沖縄タイムス社