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SEAファンド、お手伝い×地域のマッチングプラットフォーム「おてつたび」にリード投資を実施

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ソーシャルアントレプレナーズアソシエーション(東京都中央区、代表理事:進藤均、荻原国啓、通称:SEA))が運営するSEAソーシャルベンチャーファンド(※)は、地域の困りごとをお手伝い(仕事)をしながら旅できるマッチングプラットフォーム『おてつたび』を運営する株式会社おてつたび(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:永岡里菜、以下「おてつたび」)の第三者割当増資を引き受け、本シードラウンドのリード投資者として出資を完了した。また、今回の資金調達をキッカケにおてつたび社は飛騨地域をフィールドに事業拡大を目指すと言う。

資金調達の引受先

・SEAソーシャルベンチャーファンド
・飛騨・高山さるぼぼ結ファンド2号投資事業有限責任組合
・野崎良博(株式会社ビーブリッジ 代表取締役)
・その他、複数名の個人投資家

『おてつたび』について

『おてつたび』は、地域の短期的・季節的な人手不足で困る事業者(宿泊施設や農家等)と、「知らない地域へ行きたい!」「仕事をしながら暮らすように旅したい」と思う地域外の若者をマッチングするweb上のプラットフォームである。誰でも簡単に知らない地域で仕事をしながら旅ができる世界を目指す。

おてつたびを利用する若者は、報酬を得ながら地域を旅することができるので、通常よりも旅費を低く抑える事ができ、また自分の出来る事や得意・スキルを活かしたお手伝いを通じて地域にぐっと入り込むことを可能とする。お手伝いを通して地域の方と深い関係ができ、気づいたら自分にとっての特別な地域(=地域の関係人口)ができている、そんな”新しい旅”の形を提案していく。


今までと今後の飛騨地域での取り組みについて

飛騨地域では、サービス開始(2019年1月末)前から複数の実証実験等を実施しており、既にマッチングの事例も複数出ている。また、マッチング後のユーザーのプライベート再訪率についても、60%と高い実績を残している。今後は、今回新たに株主として加わったひだしんイノベーションパートナーズとともに、将来的な業務面での連携を見据えながら、飛騨地域でのより良い形での人手不足解消と関係人口(=地域のファン)の創出に取り組むことを通じて、まずは2020年夏までに短期的な人手不足のニーズを持つ飛騨地域の事業者の40%の浸透を目指し、事業拡大を進めていくと言う。

今回の資金調達について

今回調達した資金を元に以下を進めていくと言う。

・営業やマーケティングの人員強化
・システムの機能開発