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凸版印刷とCAC、ブロックチェーンで協業

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凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)と株式会社シーエーシー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:酒匂明彦、以下 CAC)は共同で、ブロックチェーンとAI、IoTを組み合わせたPoCのサポート体制を構築。製品・サービスのデジタル改革実現を、コンサルティングからシステム開発、結果検証までトータルソリューションで支援するPoCサポートサービスを、まずは金融機関向けに2017年11月から提供開始することを発表した。

PoCとは、Proof of Concept(概念実証)の略であり、新製品や新サービスの開発、また大規模な商業プロジェクトなどにおいて、新たな理論や技術の実用化の可否を検証するために実施するものである。

両社は今回、CACが持つブロックチェーン技術やAI技術と、凸版印刷が持つIoT技術を融合。さらに両社がそれぞれ培ってきた金融機関向けソリューションやID管理、マーケティングでの知見を活かし、企業のデジタルトランスフォーメーション推進をサポートする。

既存のビジネスモデルやビジネスプロセスに革新が求められる中、フィンテック分野で注目されたブロックチェーン技術は、AI、IoTなどとともに、革新を実現する技術として期待を集めている。

ブロックチェーンは、情報・データの管理者がそれぞれ情報をデータベースに登録し、参加者がお互いにその信頼性を担保する点や、情報の改ざんや不正使用が困難な仕組みを持つ点から、次世代の分散型データベースとも呼ばれ、予め合意された契約を自動執行するスマートコントラクトの仕組みを持つ。この特長を活用することで、金融業界に限らず、製造業や公共機関などでも、その利用可能性が指摘され、自社での活用を模索する企業が増えている。凸版印刷とCACは、このブロックチェーンとAIを活用したPoCサポートサービスを開始。企業のデジタル改革実現を後押しする。