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ソフトバンクグループ傘下の英Arm(アーム)、IoTコネクティビティ管理のStreamTechnologies社買収

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英Arm(本社:英国ケンブリッジ、日本法人:神奈川県横浜市、以下Arm)は、IoTコネクティビティ管理テクノロジーを提供するStream Technologies社を買収したことを発表した。同社のテクノロジーとArmのMbedデバイス管理プラットフォームを組み合わることで、IoTコネクティビティおよびデバイス管理のソリューションをさらに拡充する。

Stream TechnologiesとMbed IoT Device Management Platformの組み合わせにより、シームレスなオンボーディング、コネクティビティ、およびデバイス管理のソリューションを実現する。
この統合により、ロケーションやネットワークにかかわらず、すべてのデバイスの接続性の可視化とデバイス管理を単一のユーザーインターフェイスで一元的に行うことが可能になる。
Stream Technologiesは、IoTデータへのアクセス性を確保するために不可欠な、すべての業界標準のワイヤレスプロトコルとデバイスに対応したフィジカルコネクティビティをサポートする。

「Arm Mbed IoT Device Management Platform」は、企業・組織がコネクテッドデバイスを大規模かつセキュアに開発、プロビジョニング、管理できるようにすることで、これらの要件に対応する。今回のStream Technologiesの買収により、Mbed IoT Device Management Platformは、場所やネットワークに関係なくすべてのデバイスのコネクティビティ管理を可能にするプラットフォームと統合され、次の進化を迎えることになる。Streamは、セルラーやLoRa、衛星通信など主要なあらゆるワイヤレスプロトコルに対応したフィジカルコネクティビティをサポートし、それを単一のユーザーインターフェイスで管理できる。すべてのIoTデバイスをシームレスに接続することは、用途にかかわらず、適切な時間とコストでデータへのアクセスを可能にする上で重要となる。

2000年に設立されたStreamは、770,000人以上の加入者と1日あたり平均2テラバイトのトラフィックを有する、業界をリードするコネクティビティ管理テクノロジーのプロバイダー。
Streamは、IoTデバイスが配置できる場所であればどこでも1回のビルドでデプロイできるサプライチェーンを提供し、ネットワークの検出や、自己認証、最も低コストなチャネルへの自動的なプロビジョニングと接続を実現するとともに、複数のシステムを利用したり、複数のプロバイダーと契約して個別のサービスを利用する手間から企業を解放する。これにより、企業はデバイスの接続にかかる時間や複雑さ、コストを低減し、利用可能な価値のあるデータストリームを提供できるようになる。