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インフラ点検ロボット開発のイクシス、INCJや三菱商事などから約10億円の資金調達を実施

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株式会社INCJ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝又幹英)は、社会・産業インフラメンテナンスの点検ロボット開発を行う株式会社イクシス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役 Co-CEO:山崎文敬、狩野高志)に対し、6億円を上限とする出資を行うことを決定し、同額の出資を行ったことを発表した。

株式会社INCJは、2018年9月、既存の官民ファンドである株式会社産業革新機構から新設分割する形で発足した。

イクシスは1998年6月、様々な用途のロボットを開発するベンチャー企業として設立され、現在は、社会・産業インフラメンテナンスの点検用ロボット開発企業として、主に大手の道路、建設、鉄鋼、電機、住宅、電力会社などからの受託・共同開発を中心とした事業を行っている。

イクシスは今回、新たな事業展開を行うための成長資金調達を目的とした第三者割当増資を行った。

INCJは投資後も、社外取締役の派遣や既投資先とのポートフォリオシナジーなどハンズオンの支援を行っていく。

また、今回のラウンドでは、INCJに加えて、三菱商事株式会社、横浜キャピタル株式会社、Sony Innovation Fund、KSP5号投資事業有限責任組合も出資を決定しており、イクシスの資金調達総額は約10億円となる。