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伊藤忠商事とベルシステム24、韓国コンタクトセンター大手事業者との業務提携に基本合意

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株式会社ベルシステム24(代表取締役 社長執行役員:柘植一郎、本社:東京都中央区、以下「ベルシステム24」)と伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、韓国コンタクトセンター大手事業者であるHANKOOK Corporation(代表取締役:Kim Hyun Kyum(金 賢謙)、本社:韓国、ソウル、以下「HC社」)及び韓国及び日本で事業経営コンサルティング及び事業支援関連サービス業を提供するJ-SPARK NATURAL(代表取締役会長:Cho Chang Hak(曺 暢鶴)、本社:韓国、京畿道利川市、以下「JP社」)と、日韓両言語に対応した、コンタクトセンター業務提供の協業を目的とした業務提携に基本合意したことを発表した。

現在は、欧米をはじめとした海外企業が、アジア進出に伴いコンタクトセンターを設立する場合、各国毎に事業者と契約を締結するのが一般的である。しかしコンタクトセンター事業者が国毎に異なると、早期立ち上げが困難であり、運用開始後もサービス品質の均一化が難しいなどの課題があった。今回の業務提携により、企業は日本語・韓国語の一括委託が可能となり、新規アジア進出に伴うこれまでの課題を解決することができる。

ベルシステム24及びHC社は、既存クライアント企業において現在実施している、業務の運営ノウハウやマニュアルを両社間にて連携することで、業務の早期立ち上げ及び、コンタクトセンターの早期安定稼働を実現する。また、双方のコンタクトセンター拠点ネットワークの連携、新規クライアント企業の相互送客に加え、システムの連携、共同開発等、幅広い協業も図っていく。
ベトナムでの業務提携も予定しており、ベルシステム24の関連会社であるベルシステム24-ホアサオ社とHC社が連携することにより、10万人以上と言われるベトナム国内の韓国人マーケットに向けた、韓国語対応ニーズにも対応する。また今後は対応言語の拡大を目指しており、その他地域においても提携を検討していく。

本業務提携において、伊藤忠商事は、日本及び日本国外のネットワークを活用したグループシナジーの創出、クライアント企業の紹介を実施し、JP社は主に韓国内でのネットワークを活用したクライアント企業の紹介、及び日韓間の商習慣の差異の補完等の役割を担っている。

伊藤忠商事は、生活消費関連分野を中心とした非資源分野への取り組みを一貫して強化しており、ITとの親和性の高いBPOビジネスを新たな中核事業の1つとして位置づけて推進する方針である。

伊藤忠商事とベルシステム24は、多国籍企業からのアジアにおけるコンタクトセンターニーズに対応するため、引き続き、アジアを中心とした提携を強力かつ迅速に推進していく。