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創薬ベンチャーのペプチドリーム、米メルク社と共同研究開発契約締結

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東証マザーズ上場の創薬ベンチャー、ペプチドリーム㈱(代表取締役社長:窪田規一、本社:東京都目黒区)は、米国メルク・アンド・カンパニー社との間で、複数の創薬標的タンパク質に対して特殊環状ペプチドを創製する創薬研究開発 契約を締結することを決定いたと発表した。

本契約は、下記の創薬研究開発契約(国内製薬企業2社、海外製薬企業7社)と同じように、 メルク社が開発を目指す創薬ターゲットに対して、当社独自の創薬開発 プラットフォームシステム:PDPS (Peptide Discovery Platform System) を用いて 特殊環状ペプチドを創製し、メルク社において当該特殊ペプチドに係る臨床開発を目指す内容と なっている。

さらに本契約においては、メルク社が将来的にPDPSの非独占的ライセンス許諾をペプチドリーム社から受 ける権利を規定している。 本契約の締結に伴い、ペプチドリーム社は今期中に契約一時金(及び研究開発支援金)を受領する。また 今後、メルク社における非臨床及び臨床試験の進捗状況に合わせて目標達成報奨金(マイルスト ーンフィー)や、製品化後には純売上金額に対するロイヤルティーがペプチドリーム社に支払われることにな る。

過去5年間、ペプチドリーム社は多くの世界的製薬企業(米AMGEN社、英AstraZeneca社、米 Bristol-Myers-Squibb社、英GlaxoSmithKline社、米Eli Lilly社、仏IPSEN、スイス NOVARTIS社、第一三共株式会社、田辺三菱製薬株式会社)との間で創薬共同研究開発契約を 結び、戦略的共同研究開発を行ってた。さらに、米Bristol-Myers-Squibb社とスイス NOVARTIS社に対しては、ペプチドリーム社の創薬開発プラットフォームシステム:PDPSの非独占的なラ イセンス許諾(技術ライセンス契約)を実施している。