ユーグレナ、研究開発型ベンチャー支援のためのＶＣファンド設立へ

㈱ユーグレナは、ＳＭＢＣ日興証券㈱と㈱リバネスと共同で、次世代先端技術を開発する研究開発型ベンチャー企業の支援を行うことを目的にしたベンチャーキャピタルファンド「次世代日本先端技術育成ファンド（通称：リアルテック育成ファンド）」を設立した。

日本たばこ産業株式会社や三井不動産株式会社など各分野において日本を代表する企業を出資者に迎え、「ヒト、モノ、資金」を総合的に支援する『リアルテック育成プログラム』の実施を開始することを目的とする。

リアルテック育成プログラムとは、リアルテック育成ファンドへの出資者である各事業会社がファンドを通じた資金のみではなく、経営ノウハウや施設・設備の提供、共同での研究や事業開発の実施、人材の支援などにより研究開発型ベンチャー企業の育成を行う仕組みである。

なお、ファンド出資者が、投資先ベンチャー企業に対して資金のみでなく総合的に支援を行うことを前提としたベンチャー育成ファンドは日本初となる。また、リアルテック育成ファンドは、経済産業省のベンチャー投資促進税制の認定を受けることが本日決定した。当該認定は 2 例目となる。

リアルテック育成ファンドには、日本たばこ産業、三井不動産、吉野家ホールディングス、ロート製薬、鐘通が出資者として参加、今後も当プログラムの主旨に賛同する事業会社を中心に参加者を拡大していく予定。

※リアルテックとは：WEB 上のみで完結しない、物理的な技術開発を伴う技術のこと。ロボティクス、バイオ、アグリ、エネルギー、IoT 等の物理的な技術が含まれる。