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ナディア、読売新聞社と資本・業務提携

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株式会社ナディア(本社:東京都港区、代表取締役:宮本清之、以下 「ナディア」)と株式会社読売新聞東京本社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口寿一、以下「読売新聞社」)は、メディアやイベントにおける戦略的xR技術(VR/AR/MR)(※)の活用推進に関して資本・業務提携の契約を締結したことを発表した。

140年の歴史を持つ読売新聞社は、「ヨミウリ・オンライン」、「OTEKOMACHI」などのオンラインメディアを展開している。また、読売巨人軍や箱根駅伝をはじめとするスポーツ・イベントや、様々な展覧会を開催している。読売新聞社の豊富なコンテンツに、ナディアの幅広いデジタル制作実績と、xR技術における総合的な開発能力を活用することで、新たなデジタル事業の加速化を図る。特に、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、スポーツ・イベント分野におけるxR技術の戦略的活用と、既存メディアの価値向上を実現し、収益性の高い新サービスの開発を目指す。

読売新聞社は、約900万部と世界一の発行部数を誇る一方で、年々多様化する顧客ニーズに応えるべく、デジタル技術を応用した既存メディアの価値向上と新サービス開発に取り組んでいる。さらには2020年に向け、オンラインやイベント領域などで、先端技術を活用した新しい顧客体験価値の創出に注力している中で、xR技術を応用したデジタルマーケティングを得意とするナディアと提携を実施することとなった。

ナディアは、「デジタルにおいてつくれないものはない」という幅広いデジタルコンテンツの企画・制作実績を持ち、総合的なマーケティングソリューションをワンストップで提供している。xR技術やAI(人工知能)など先端テクノロジーを応用したコンテンツ制作受注が急増している中で、次世代デジタルマーケティングの研究開発や事業投資に力を入れており、高い情報発信力を有する読売新聞社との提携に期待をしている。

両社は、xR技術を活用した新サービスの開発や既存事業の価値向上のほか、双方のノウハウを融合し、戦略的なメディアマーケティングを共同で推進し、先端デジタル領域に対応する人材の育成など、未来を見据えた包括的な取り組みも行っていく予定である。

※xR技術(VR/AR/MR)
xRとは、CGで現実にはない仮想体験をするVR(ヴァーチャル・リアリティ=仮想現実)、実写の現実世界にCGをミックスするAR(オーグメンテッド・リアリティ=拡張現実)、VRとARを複合的に利用した技術であるMR(ミックスド・リアリティ:複合現実)の技術分野を総称した呼び方。