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VR講義・VR授業が始まりつつある!?事例5選【授業にもリアルな”体験”を】

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この記事はLipronextからの転載です。

2020年に大流行した新型コロナウイルスの影響により、オンライン授業・オンライン講義が一気に広まりましたね。オンライン授業が注目を集める中、VR講義・VR授業というのも徐々に実施されつつあるのをご存知でしたか?

 

今回はそんな、「VR講義」「VR授業」について、事例と共にご紹介していきたいと思います。

VR講義・VR授業とは?

 

 

▷「VRのすゝめ -VR 講義はもう手間じゃない-」青山 一真 東京大学バーチャルリアリティ教育研究センター・大学院情報理工学系研究科助教

 

VR講義・VR授業とは、その名の通りVRを活用した講義・授業です。VRは動画の視聴などとは違い、リアルな”体験”を得ることのできるツール。2020年3月から5Gも始まり、より活用しやすくなっていることから徐々に注目が集まっています。

 

「経験学習」という言葉もありますが、学びは体系化され整理された知識を頭に入れるだけでは不十分。実際に体験・経験をし、その連続性と相互作用の中で、私たちはより深い学び・現実社会で活きる学びを得ることができます。まさに、VRはその体験・経験を実現する効果的なツールなんです。

 

それでは、実際の事例を見ていきましょう。

 

VR授業・VR講義の事例

1.発達障害向けVRトレーニング[emou]

出典:emou.jp

 

VRを活用した医療福祉の教育ソリューションを提供している株式会社ジョリーグッドは、指導スタッフが自宅にいる受講者のVRゴーグルを操作して一斉オンラインVR授業を実施することのできる「多接続リモートVR教育システム」を開発しました。
就労移行支援施設や、放課後等デイサービス向けの発達障害支援施設向けのソーシャルスキルトレーニングのVRサービスにて実証を開始しています。

 

emouは、発達障害を持つ方向けに、VRでなければ再現できない会話の空気感や距離感を体験できるサービス。例えば、「友達との会話」「喜怒哀楽の読み取り」「悪気がないのに傷つけた」などのタイトルがついたコンテンツがあります。

 

こういった実践的な学びは、家に居ながらでは、なかなか体験することができませんが、VRを用いることでそれを実現できますね。

 

■emouホームページはこちら

2.世界中を見学![Bronx latin School]

 

 

続いては、世界中の社会科見学を実現するVR授業。世界中の国や地域、名所に行ったような体験ができます。これは、Googleストリートビューなどのサービスを提供しているGoogleが開発・運用しているサービスです。

 

動画の中の子どもたちも普段行けないような場所に行くことができ、大はしゃぎしていますね。個人的には、何かを学ぶ授業というよりも「好奇心を刺激する授業」として効果的かなと思います。外の広い世界、自分にとっての知らない土地、知らない文化に触れることは、学びをワクワクしたものに変えてくれるでしょう。

 

■Google Expeditions詳細はこちら

3.5Gを活用した遠隔授業[NTT docomo]

出典:NTT docomo

 

2020年3月から5Gが始まりました。そこで、その5Gを活用し、NTT docomoでは360度4KVR映像を活用した遠隔講義を実施しました。

 

今回の遠隔講義では、三山時代の今帰仁城を再現した4KVRコンテンツを5G通信を用いて配信するという内容。生徒たちは、歴史の現場に居合わせているかのような臨場感を体験しています。

 

やはり、石碑を読んだり、案内板を読んだりするだけではなく、VRを活用することでより鮮明に当時に想いを馳せることができそうですね。

 

■NTT docomoホームページはこちら

4.公認Vチューバーによる3Dオブジェクト制作[吉備国際大学]

出典:吉備国際大学

 

続いては、吉備国際大学アニメーション文化学部のVR授業。この大学では、全国の大学でも初となる大学公認VRキャラクター専任講師「朝霧けい」先生が講義を行います。

 

「朝霧けい」先生のはじめての講義では、キャラクターデザインに関することについての説明を行い、その後学生たちは、3Dオブジェクトの制作にとりかかったそう。

 

VRの授業をVR講師が行うというのはユニークですね。学生たちも新鮮な雰囲気で授業を受けることができ、学習もはかどりそうです。

 

■吉備国際大学ニュースはこちら

5.高校生が地場産業の魅力をVRで発信[五泉高等学校×リプロネクスト]

2020年6月に、五泉高校にてリプロネクストがVRを活用したPRに関する講義を行いました。授業では、VRの体験やVRによる販売促進について学ぶという内容です。
今後は、生徒の皆さんと一緒に五泉の地場産業であるニットの魅力を伝えるVRコンテンツの制作を予定しています。

 

これまでは、地場産業を紹介するバスツアーを企画していたそうですが、新型コロナウイルスの影響によって実施が難しくなったことからこういった企画に急遽変更したとのこと。
VRを活用することで、本物に近いリアルな体験を生徒と一緒に、沢山の人たちに届けることができたらと思っています!

 

■リプロネクストお知らせページはこちら

■関連記事:五泉高校でVR授業を実施!【高校生と一緒につくるVRコンテンツ】

まとめ:VRは”体験”や”経験”から学びを得る、効果的なツール

いかがだったでしょうか。
VRというと授業や講義で活用するには、少しハードルが高そうに思うかもしれませんが、活用がどんどん進みつつあります。

 

VRは実際に体験・経験する中で学びを得ることができるので机上の勉強だけでは気づくことのできない部分に気づいたり、発見したりすることが可能。

 

特に、複雑で変化のはやい現代で生き抜く力をつけるために、リアルな経験から学んでいくというプロセスを繰り返し、自分の学びを自分でつかみ取っていくことが必要です。
今後ますますVR授業・VR講義の活用が進んでいきそうですね!