この記事では、どんな効果があるのかを事例とともにご紹介。バーチャル工場見学に秘められた可能性をみなさんに惜しげもなくお伝えしちゃいます!
それでは、早速工場のバーチャルツアーがどんな効果を生むのかということについて、いくつかお伝えしようと思います。
まず、大きな効果としては、自社商品の宣伝となるという点です。つくられている過程や、それぞれに込められたこだわりを、最大限伝えることができるのが工場見学です。
また、バーチャルツアーにすることで、WebやSNSでのシェアが可能となります。より多くの人に自社商品の魅力を届けることができますね。
続いてはこちら。「宣伝」よりも社会貢献的な意味合いが濃くなったようなニュアンスです。
例えば、地域の伝統的な産業等であれば、商品の生産過程を発信すること自体が地域貢献的な価値を生み出します。
バーチャルツアーではあまり注目されませんが、誇りをもって商品をつくっている社員の姿を発信することは、モチベーションアップにつながります。
ただ紹介するだけではなく、バーチャルツアーに視聴者からのコメントを募集し、フィードバックや感想を見ることができたらさらに仕事に対するモチベーションが上がりますね!
なんとなく、工場のバーチャルツアーを実施することによる効果がイメージできましたでしょうか。ここからは、実際にどんな事例があるのか、見ていきたいと思います!
まずは、ロッテのバーチャル工場見学サイト。おなじみのお菓子の工場イラストが並んでいて、とても楽しいwebサイトになっています。それぞれの工場をクリックすると、それぞれお菓子の制作工程を動画で確認することができます。
ひとつのサイトから、ロッテを代表するお菓子のつくり方を移動せずに一度にたくさん見ることができるなんてバーチャルツアーならではですね!
■ロッテバーチャル工場見学 webページはこちら
続いては、アサヒ飲料のバーチャル工場見学サイトです。こちらも工夫された楽しいサイトのつくりになっていて、バーチャル自販機で選んだ飲み物の工場の様子を見学することができるようになっています。
こちらでは、360度VR映像で表現されています。360度見渡すことができることで、どの工程でどんな機械が活躍して製造されているのかがとてもよくわかりますね!
■アサヒ飲料 バーチャル工場見学webページはこちら
次は、ジェネリックの医薬品で有名な沢井製薬のバーチャル工場見学。VR特有の没入感から主人公である勇者になりきり、「ジェネちゃん®」と共に工場内の6つの秘密を解き明かすようなRPG風の動画となっています。
ゲームの世界に入り込む体験ができるなんて、子どもたちにとても喜ばれそうな演出がされていますね。
■沢井製薬プレスリリースページはこちら
こちらの大塚製薬のバーチャル工場見学では、馴染みのある製品がどのような工程で作られているのか見ることができます。
製造ラインに入る前の衛生チェックから、商品ができた後の検査までポイントとともに紹介されているので、楽しく学ぶことができますよ。
作業工程を知ることで、今後購入する際に商品への愛着が高まりそうですね!
■大塚製薬のバーチャル工場見学ページはこちら
こちらは、野菜ジュースで知られる「カゴメ」さんの工場見学。にんじんジュースがつくられる過程が紹介されていますが、映像は工場内だけでなく素材となるにんじんの生産者さんが、にんじんを収穫するところからはじまります。
素材がどのようにつくられているのか、ということまで見ることができると安心感がありますよね!
さらには、随所にクイズを交えて、動画にメリハリをつける工夫もされています。
■カゴメバーチャル工場見学webページはこちら
続いては、日本酒づくりに関するバーチャルツアーの映像です。日本酒に欠かすことのできない水・米の映像から、日本酒の歴史、それぞれの製造工程の説明などが含まれています。
特に製造工程については、ほとんどすべての工程が詳しく説明されており、日本酒が出来上がるまでの手間やこだわりを感じることができますね。
■日本酒造組合中央会 webページはこちら
最後に、新潟県立五泉高等学校のVRニット工場見学ツアーコンテンツをご紹介します。こちらはリプロネクストが制作をサポートさせていただきました。
動画ではニットが作られるまでの工程を地元の高校生がナビゲートしています。五泉の地場産業である「五泉ニット」の制作過程を360度コンテンツで届けることで、地元の方に改めて理解を深めてもらったり、県外・海外の方に向けてPRすることができ、地域貢献にも繋がります。
動画以外にも静止画で体験することができるので、じっくりと工場内の様子を見学したい方は下記の記事から体験してみてください。
■関連記事:五泉高等学校様 工場見学VRコンテンツ制作・サポート
いかがだったでしょうか。
工場でつくっている様子をリアルに体験できると、作り手のこだわりや想いがひしひしと伝わってきますよね。その商品への愛着すら湧いてきます。
いま、消費者はその商品の機能だけでなく、誰がどのように生産したものなのかという部分を重視するようになってきました。
今後、そういった部分を伝える手段の一つとして、バーチャルツアーを検討してみてはいかがでしょうか。
リプロネクストでは工場バーチャルツアーの制作を行っています。気になることなどありましたら、こちらからお気軽にお問い合わせください。